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雑談室へ 雑談室過去ログに戻る 過去ログ156ロック完了。 -- 管理人 (2008-07-28 07 32 20) 朝から乙であります -- 名無しさん (2008-07-28 07 39 00) 管理人さん乙です -- 名無しさん (2008-07-28 07 51 18) 管理人さん乙! -- 名無しさん (2008-07-28 07 56 18) 一桁GET!! 管理人さん乙一です!! -- 名無しさん (2008-07-28 08 01 04) 乙ですー -- 名無しさん (2008-07-28 08 10 38) 乙でごじます。 -- 名無しさん (2008-07-28 08 16 29) 8get 管理人さん乙です。 -- 名無しさん (2008-07-28 08 57 46) 管理人様乙です -- 名無しさん (2008-07-28 09 56 43) 1-gat、管理人様乙です。 規定事項の流れ星GJ! -- 名無しさん (2008-07-28 12 50 38) 乙 -- 白猫 (2008-07-28 13 13 07) ↑ 一番上の使用ルール読んで。 -- 名無しさん (2008-07-28 13 47 44) 夏だなぁ -- 名無しさん (2008-07-28 15 08 31) やっぱり甘い古泉はいいなぁ…。 そろそろツンデレなヒロインと鈍感な主人公のすれ違いを描いた純愛モノが読みたい。 -- 名無しさん (2008-07-28 16 15 43) ↑原作 -- 名無しさん (2008-07-28 16 23 55) ↑それ違う!なんか違う!! -- 名無し (2008-07-28 17 43 26) ↑2 確かにwだが原作は愛にすら発展してないから正解でもないのかな…確かにすれ違ってはいるが -- 名無しさん (2008-07-28 18 44 46) そーいや、原作なんてしばらく読んでないな ssばっかw おかげで、何が公式設定だったか忘れることある -- 名無しさん (2008-07-28 19 42 38) 「全知全能の神」あまりにも凄惨な筋に息を呑みました。やはりキョンは偉大な存在です。 -- (2008-07-28 20 01 15) ↑夏だよワッショイ!! -- 名無しさん (2008-07-28 20 47 20) ワッショイ!ワッショショイ -- 名無しさん (2008-07-28 21 01 34) ↑↑↑↑ 俺も。規定事項読んでると古泉が原作で長門に無視されてることなんて忘れてる -- 名無しさん (2008-07-28 21 52 34) ↑まるでいつも無視されてるみたいな言い方だが、結構会話してるぞ。 意味があるとき以外は華麗にスルーされてるけどw -- 名無しさん (2008-07-28 22 23 55) 規定事項ご馳走様 -- 名無しさん (2008-07-28 23 49 13) 長門は恥ずかしやさんなんだよきっと -- 名無しさん (2008-07-29 00 09 06) しかしキョンからの質問なら自分の権利が及ぶ限り答えようとするww 古泉カワイソスwwwwwww -- 名無しさん (2008-07-29 00 13 14) あの3人は基本、敵ではないが味方でもないって関係だからなぁ。 キョンはある意味、誰にとっても安牌なんだろう。 -- 名無しさん (2008-07-29 00 54 51) WAWAWAいいよWAWAWA -- 名無しさん (2008-07-29 02 00 06) WAWAWAいいねWAWAWA -- 名無しさん (2008-07-29 09 38 54) WAWAWAいいぞWAWAWA -- 名無しさん (2008-07-29 09 59 27) WAWAWAいいなWAWAWA -- 名無しさん (2008-07-29 10 09 03) WAWAWAいいわWAWAWA -- 名無しさん (2008-07-29 12 31 06) WAWAWAいいぜWAWAWA -- 名無しさん (2008-07-29 12 57 16) WAWAWAいいべWAWAWA -- 名無しさん (2008-07-29 14 29 10) すっかり夏になったなぁ… -- 名無しさん (2008-07-29 14 44 58) まさに混沌の世界(いろいろな意味で -- 名無しさん (2008-07-29 15 14 26) 久々に朝倉分の補給が完了 谷口さんグッジョブでした -- 名無しさん (2008-07-29 16 09 07) 昔と比べてSSの更新が少なくなったから寂しいなぁ アニメ2期まで待つしかないのかな -- 名無しさん (2008-07-29 18 20 11) わかりやすいくらい連載に行き詰まったorzみんなは書けなくなったらどうしてる? -- 名無しさん (2008-07-29 20 03 27) 曲聴くか、本読むか、寝ます。 甘いもの食べると創作意欲がわいたりもしますよ。 -- 名無しさん (2008-07-29 20 35 24) 考えて悩んで苦しんで何でも良いから続きを書く。 筆は止まっても常に作品を考える。 投下はしない。 -- 名無しさん (2008-07-29 20 59 32) 書き終わるまで投下しない。そしてどんどん遂行していくとどんどんストーリーが変質して投下どころではなくなる orz -- 名無しさん (2008-07-29 21 15 57) 色々ありがとう。とりあえず寝てみることにするよ -- 名無しさん (2008-07-29 21 20 15) ↑×2 ながるんみたいだw -- 名無しさん (2008-07-29 22 38 45) まさか 二回目に わわわいいね と書き込んだだけでこんなことになってしまうとは… -- 名無しさん (2008-07-29 22 42 11) 懐事情を書いている者だが、まず文章の長さについて。これは俺が携帯で短めの文章を読むのが好きだからこのサイズで投稿している。PCで読んで切りが悪いと感じる人は、1度携帯で、大き目のフォントで読んでみてほしい。 -- 名無しさん (2008-07-29 22 45 03) ファイルの容量については、全部書き終わった時点で、管理人氏に伺った上で必要ならばまとめたいと思う。そして次に、俺は「経営」や「古泉の誤算」を書いた人とは別人だ。 -- 名無しさん (2008-07-29 22 46 57) 最後にハルヒのキャラ付けについては、まあ所詮ファンフィクションの一つなのだから、そこはいちいち目くじら立てなくてもいいのではないか。隣のスレではやれデリヘルを呼ぶだの尻穴を舐めろだのやっている訳で、この辺はどうか大目に見てもらいたい。その他の文章の乱れや表現の稚拙さは俺の不手際であって、拙文お目汚し申し訳ない。何とか最後まで書きたいと思うので、諸所ご容赦願いたい。以上 -- 名無しさん (2008-07-29 22 56 49) 懐事情、乙。まぁ確かにあくまで二次創作なんだからキャラの性質がずれるのは必然だよな。一話ごとの文章量が少ない理由もわかってよかった。 …ただ、ちゃんと明確な理由があったなら前々からずっと言われ続けてたんだからもっと早い段階で↑の内容を書き込むべきだと思うぜ。 -- 名無しさん (2008-07-29 23 08 15) ↑それはそうかもだがもう理由分かった事だしいいではないか。 -- 名無しさん (2008-07-29 23 50 35) 読みにくいからまとめろ。 -- 名無しさん (2008-07-29 23 53 43) ↑何様さ!みなみけ大好きですんません。まぁ俺も短いとは思ったが作者さんなりの考えがあるならいいんじゃないかな?全員が満足できる作品なんてないんだし。続き楽しみにしてるよ -- 名無しさん (2008-07-30 00 00 28) 長編のまとめページにも無駄にページ数を増やさないようにしようって書いてあるし、まとめた方がいいと思う。 俺も携帯で読む方が好きだけど、流石にこれは短すぎな気がする。 -- 名無しさん (2008-07-30 00 02 45) 納得出来る作品とか、それとこれとは関係ないだろ。 どこまでも我を通したいなら自サイトで好きなだけどうぞ。 -- 名無しさん (2008-07-30 00 11 12) ↑だから言い方をだな(ry -- 名無しさん (2008-07-30 00 33 31) どっちにしたって、ハルヒを殴りたいのは変わらない -- 名無しさん (2008-07-30 01 09 15) ↑そして「かばう」のアビリティで殴られそうになったハルヒをキョンが自らを犠牲にし助ける、と… -- 名無しさん (2008-07-30 03 16 12) ↑そして庇ったキョンごと敵を刀で串刺しにするハルヒ -- 名無しさん (2008-07-30 03 46 04) 行方不明SSって勝手に追加しちゃっていいの? もしいいんなら、「耐えがたき±bonanza」「New Game」の二つを誰か追加してくれ 俺は携帯だから -- 名無しさん (2008-07-30 04 24 14) 懐事情 マッサージは普通に資格必要じゃないの?あるマッサージ少女漫画に書いてあったけど。 -- 名無しさん (2008-07-30 07 18 31) というか明らかに長門はキョンが好きなのに 「やっぱり古長はいいな」みたいな書き込みとか見るとなんか すごい違和感を感じるのだけど… 原作でもフラグの欠片も立ってないのに。 古泉だって、キョンの主観だけど消失世界の人々は 基本的には性格とかも変化してない、ってセリフから考えると ハルヒのこと好きなんじゃないのか?って思うんだけど… なんかハルキョンをくっつけた場合の余り物同士を合わせたみたいな感じで 全然キュンとこない。まぁそれいったら二次創作なんてありえない設定ばっかりなんだから 追及しても仕方ないんだけど… -- 名無しさん (2008-07-30 08 38 39) ↑朝倉×キョンとかもっとありえんぞ 所詮は二時創作だし、割り切って自分の好きなカプだけ読むのが吉 -- 名無しさん (2008-07-30 08 47 02) ↑2 マジレスすると、消失の世界は長門が創造したものだから古泉が本当にハルヒを好きかどうかはわからない。それこそ古泉がハルヒに恋愛感情を抱いているだなんて描写は消失以外では見られないからな。 原作はどうみてもハルキョンで他のカプはない。だからそれが認められないならここはあなたのくるところじゃない。あくまで二次創作なんだから。 …つか、カプ論は荒れるんだったな…すまん -- 名無しさん (2008-07-30 08 55 59) だが二次創作好きなのでこうして見に来てしまう俺なのさ。 消失世界がどこまで現実の方と違ってるのかは キョンの主観でしかわからないというのは理解してるよ。 そして認められないんじゃなくて、なんか違和感を感じるってだけよ。 二次創作と割り切ってるし、好みの以外読まないことにもしてる。荒れる原因になったら困るし、この辺にしておく。ごめんね。 でももう一つ。原作がどうみてもハルキョンで他のカプはない、 とは言い切れないかと。 -- 名無しさん (2008-07-30 09 06 06) ↑古長とかハルみくとかもありなんだよな、わかってます -- 名無しさん (2008-07-30 09 12 07) ↑古キョンはどうした -- 名無しさん (2008-07-30 09 34 38) 藤キョンはありなのか? -- 名無しさん (2008-07-30 09 47 44) それなら中キョンもか -- 名無しさん (2008-07-30 09 51 54) なんで全部キョン受けなんだwww -- 名無しさん (2008-07-30 09 58 28) やっぱ主人公だからwww -- 名無しさん (2008-07-30 09 59 32) 古長にするために他のキャラをカプにするのが真の古長スキー。 -- 名無しさん (2008-07-30 11 22 28) 二次創作だから誰が誰とくっつこうが一向にかまわん まあ・・・マジレスすると古キョン ・・・ハッ! カプ論は荒れちゃう! -- 名無しさん (2008-07-30 11 44 51) 相手が宇宙人だろうがカミサマモドキだろうが未来人だろうが ガチホモだろうが、同級生だろうが例え妹だろうが 果ては飼い猫だろうが取り合わせてしまうキョンの守備範囲に嫉妬 -- 名無しさん (2008-07-30 12 08 09) 古長はミステリックサインで「いいコンビだ。付き合うといい。」というキョン直々の推薦というかお許しがあったもんで、んじゃちょっとやってみるかという気になる -- 名無しさん (2008-07-30 12 33 33) しかし声に出して言ってたのかどうかは知らんけど 好きな男から別の男と「付き合えばいい」とか言われるのって どんな気分なのやら… 時々キョンのフラクラに本気で腹立つことある。陰謀の図書館といい… 懐事情までいかなくても、ちょっと思い知るべきじゃなかろうか。 -- 名無しさん (2008-07-30 12 41 11) 流れぶった切るようですまん。 カレンダー(H-side)・・・あぁ、じれったいw だがそれがいい -- 名無しさん (2008-07-30 13 36 04) ↑ ぶった切って正解。カレンダーGJ -- 名無しさん (2008-07-30 14 00 17) カレンダー良かった!GJ! 『4月‐日はお…』……わかった!『4月‐日はおばあちゃんの誕生日だ』 これに間違いないw! -- 名無しさん (2008-07-30 14 05 11) まて、『「お」とうちゃんの一回忌』かもしれんぞ -- 名無しさん (2008-07-30 14 40 29) ↑勝手に殺すなww もしかしたら三回忌かもしれんぞ -- 名無しさん (2008-07-30 14 57 51) 懐事情7を読んだら、またキリの良過ぎるwところで文章を切っていて「ウハwまた荒れるww」と思いながら雑談室を覗いてみるとちゃんと作者さんが懐事情に対する考えを書いてた。乙です。 めいど☆マッサージ楽しみにしてます。 -- 名無しさん (2008-07-30 15 53 18) ↑某動画投稿サイトのアニキ系列動画の影響で 「めいど♂マッサージ」に見えたことは俺と君たちとの秘密だ! -- 名無しさん (2008-07-30 16 08 46) 「和歌に思いを」が更新されていますが単なる誤字の修正です。 -- 「和歌に思いを」を書いた人 (2008-07-30 19 48 37) やあ、四ヶ月ぶり! かわらず盛んだね。じゃあ、帰ります! -- 名無しさん (2008-07-30 20 52 59) 和歌って勘違いされたら終わるなーいろんな意味で だがそこがいい -- 名無しさん (2008-07-30 22 13 13) 九曜に肉奴隷とか言われてみてぇw藤原さま超GJwww -- 名無しさん (2008-07-30 22 24 19) 藤原さまジージェイ -- 名無しさん (2008-07-30 23 11 04) 藤原さまネタとは理解しつつも藤原みくるの同居生活にわくてか ネタだからこそ良いのだが -- 名無しさん (2008-07-30 23 25 08) 藤原さまワロタww -- 名無しさん (2008-07-31 00 06 09) 藤原さまの相変わらずのフリーダムっぷりに 惚れるわwww -- 名無しさん (2008-07-31 00 40 12) フジワラサマktkrwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- 名無しさん (2008-07-31 01 01 52) 藤原様!!そして古泉×妹キテルーーー! これは期待せざるをおえない -- 名無しさん (2008-07-31 01 04 36) ボディーガード続きwktk! 古妹好きだから嬉しい。妹可愛いよ妹 -- 名無しさん (2008-07-31 01 19 44) ボディーガードにwktk -- 名無しさん (2008-07-31 03 07 22) 藤原様面白いwww -- 名無しさん (2008-07-31 06 00 45) 藤原さまwwwまたやってくれたなwww -- 名無しさん (2008-07-31 06 21 05) 最近、いい感じの作品なんだけど途中で止まってるやつが多い。 原作とか -- 名無し (2008-07-31 07 05 13) ボディーガード続き期待 ただ小五×高一だったらどうしようかと思ったw -- 名無しさん (2008-07-31 07 06 00) 過去作品でキョンの完全犯罪が完結してるのみて 古泉黒いよ古泉黒いよ -- 名無しさん (2008-07-31 07 27 25) ↑x3 原作とかwww -- 名無しさん (2008-07-31 08 02 54) まさかの妹www -- 名無しさん (2008-07-31 08 29 48) 藤原さまがもてはやされてるから見てみたらただの下衆谷口の劣化版じゃねーか -- (2008-07-31 13 13 51) ↑そうだね。プロテインだね。驚愕早くでないかな…なんか原作の内容忘れたからまた読むか。 -- 名無しさん (2008-07-31 13 34 44) 藤原さまwwwwwwなんという観察眼wwwwwwwww -- 名無しさん (2008-07-31 13 49 05) 古妹来ちゃったよ……これは期待 -- 名無しさん (2008-07-31 14 41 30) 藤原さまは下衆谷口より一応知略と観察眼は備えてるwwwwやってることは下衆谷口より姑息だけどwwww みくると同居にwktkしてしまった そしてボディーガード、面白そうだ! -- 名無しさん (2008-07-31 15 09 03) みくるが頬杖つきながら 「ヒョードル、ヒョードル」って鳴いてるのかと思った -- 名無しさん (2008-07-31 16 22 59) 終幕、1と2の統合希望 -- 名無しさん (2008-07-31 19 08 55) 終幕ページの無駄はやめようぜ?↑に同意だ -- 名無しさん (2008-07-31 19 13 48) 終幕、『貴容』が一瞬オリキャラかと思った。…え?あ、いや、ただそれだけ -- 名無しさん (2008-07-31 21 30 01) 終幕…びみょー -- 名無しさん (2008-07-31 21 54 58) 伏線ないから意味ふだよ 終幕。 -- 名無しさん (2008-07-31 22 03 14) 終幕って何か「あれ」っぽい雰囲気があるよな… -- 名無しさん (2008-07-31 22 08 14) 終幕、キョンの名前勝手に決めちゃったよww -- 名無しさん (2008-07-31 22 49 37) 「今日介・ジョースター」じゃないの? -- 名無しさん (2008-07-31 22 53 42) ボディーガードwktk -- 名無しさん (2008-08-01 01 07 48) みんな落ち着けw 最後まで読まなどうなるかわからんぞ 終幕はこっからが本気なはずwww -- 名無しさん (2008-08-01 02 29 16) ↑3 いや、実はブランドーらしい -- 名無しさん (2008-08-01 03 39 18) おまいら素数でも数えとけwww -- 名無しさん (2008-08-01 04 19 14) キョンの本名は鈴木恭一郎だと勝手に思ってる -- 名無しさん (2008-08-01 05 42 24) 結婚したら鈴木ハルヒ なんか嫌だ… -- 名無しさん (2008-08-01 07 01 53) 鈴木涼子 うん、しっくり来るな -- 名無しさん (2008-08-01 07 30 34) 鈴木美代子 万事解決だな -- 名無しさん (2008-08-01 07 52 30)
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SS投稿方法 このページではダンゲロスSSドリームマッチSet2に投稿する、SSの投稿方法について説明します。 SS投稿先 SSはGK(ゲームキーパー/ゲーム進行役)宛にWebメールで直接送信してください。 アドレスは以下の★を半角アットマークにしたものです。 ssdm2gk★gmail.com 投稿は下記の【テンプレート】を必ず用いるようお願いします。 ただし【SS本文】に関してはテキストファイルなどでメールに添付して送っていただいても構いません。 ※ファイルで送る場合は、txtファイルを推奨します。wordファイルでも構いませんが、中央揃えなどの書式の反映は行いません。 本人が書いたか否かにかかわらず、幕間SSで起こったことを踏まえた投稿が可能ですが、すべての投票者が幕間SSに目を通すわけではないので、 一体どの幕間SSを採用したのか その幕間SSで重要なこと(一行程度) をテンプレートに沿って明記してください。採用していない場合はテンプレートの採用する幕間SS欄を空白のままで提出していただいて構いません。 ※SS本文以外の部分については、SSの文字数に含まれません。 投稿されたSSには、一日以内にGKが確認メールを返信いたします。 深夜に投稿されたSSに関しましては、特に返信が遅くなるかもしれませんが一日以内には返信致しますので、慌てずお待ちください。 一日以上経過しても返信が返ってこない場合は、SSDMSet2本スレにご連絡ください。 SSの投稿時間も、この返信内容で確認可能です。 (投稿時間は、同数得票の際のルールにのみ関係します。詳しくはこのページの下にある【同数得票について】をご確認ください) テンプレート 件名:【ドリームマッチSet2試合SS】【キャラクター:○○】 メール本文: ◆ハンドルネーム ◆採用する幕間SS # (○○○○) ◆SS題名 ○○○○ ◆SS本文 ○○○○... 記述例 件名:【ドリームマッチSet2試合SS】【キャラクター:鳥河貫太郎】 メール本文: ◆ハンドルネーム ほまりん ◆採用する幕間SS 8 (貫太郎は能力で友人を試合中に殺害した) 12 (貫太郎の実家は温泉を経営している) ◆SS本文 ボールが敵の胴体を貫通! 貫太郎の勝利だ! SS本文について 本文の文字数の長さについては、5,000文字を超えた場合は不利になる集計方法を採用しますが、どれだけ長くてもどれだけ短くても構いません。 どの程度の長さにするべきなのかは、過去のダンゲロスSSに投稿された試合SSを参考にするのもよいでしょう。 ダンゲロスSS1試合SS ダンゲロスSS2試合SS ダンゲロスSS3試合SS ダンゲロスSSR試合SS ダンゲロスSS4試合SS ダンゲロスSSRace試合SS ダンゲロスSS裏Race試合SS ダンゲロスSSドリームマッチ試合SS 内容修正について 投稿されたSSは、各試合毎に公開されます。 投稿期間中であれば、SSの追記や修正は自由に行うことが可能です。 ただし、些細な誤字や言い回しの修正でも、そのSS投稿時間はその追記が投稿された時点として扱うことになります。(投稿時間は、得票集計結果が同数である際のルールにのみ関係します。詳しくはこのページの下にある【得票集計方法について】をご確認ください) 最初に投稿したSSを破棄し、別のSSを投稿することも問題ありませんが、こちらについての投稿時間の扱いも、上と同様です。 イラストの投稿について 以下のルールを守った上であれば、イラスト投稿も可能です。 投票期間中は、試合SS以外の内容で当該試合の投票数が左右されることのないよう心がけてください。 投稿SSとしては受け付けません。 投稿SSの挿絵は投票期間が過ぎてから幕間スレッドに投稿してください。 それ以外のイラストに関しては、自由に投稿可能です。 ただしSSがメインのキャンペーンであることは念頭に置いてください。 SSをGKに投稿する前・wikiで公開される前に別の場所で公開することについて 今回のキャンペーンでは禁止とさせていただきます。 遅刻時のペナルティについて 投稿期間を超過したSSは、その時点で失格となります。 参加者の皆さんは、可能な限り日程に余裕を持った投稿を心がけてください。 万が一遅刻したSSがあった場合は、そのSSは投票対象外となり、遅刻したSSであることを明記された上でwikiに公開されます。 得票集計方法について 試合SS本文が5,000文字以内であった場合は、獲得した票がそのままポイントになります。 5,000文字を超えた場合、獲得した票に「(試合SS本文の文字数)/5,000」で除算した数字がポイントになります。本文が一万文字であった場合、得られるポイントは得票数の半分になります。 獲得したポイントを比較して、最も多くのポイントを獲得したプレイヤーの勝利となります。 獲得ポイントが同数であった場合には、投稿の早かったプレイヤーの勝利となります。 最終結果の獲得ポイント表示は適宜四捨五入などして表記しますが、勝敗判定は端数処理せずに比較します。つまり、1文字でも文字数に違いがあれば、勝敗に影響します。 文字数について(詳細) 基本的にはSet2counterを使用して文字数を数えます。Set2counterの動作と、以下の記述が矛盾している場合は後者が優先され、可能ならSet2counterが修正されます。 改行、半角スペース、全角スペースは文字数に含めません。 Wiki構文用の記号は文字数に含めません。文字に着色したりサイズを変えたりしても一文字は一文字です。水平ルーラー("----")はゼロ文字ですが、独自のセクション区切り記号を使った場合は、その文字数がカウントされます。『◆◆◆◆』は4文字としてカウントします。 振り仮名についてはカウントしません。『紅玉(ルビー)』は2文字としてカウントします。 リンクが張られていた場合は、リンク先を示す文字列は文字数に含まれず、実際に表示される文字だけをカウントします。 『●●●vs▲▲▲対戦SS:終わり。勝者:●●●』のようなSS終了演出は文字数に含めます。 SSの投稿を終えたら SSが公開されると投票期間となります。勝者判定等については次のページ【投票】をご確認ください。
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「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」 「…あぁ…その話か」 遅れて駆けつけたみくる達は目の前の光景に絶句した。 「あぁっ!やっぱり!」 「キョン君…!」 「…!!」 床に座り込んでいるキョン。確かにその手には蓋が開けられたプリンとスプーンがある。紛れも無く、キョンが犯人だ。 しかし、それどころではなかった。 血にまみれた部屋。キョンの妹が兄の膝に頭を預けている。穏やかな顔だったが、その瞼は…閉じられていて… 「それ!私のプリンでしょ!」 「そう…そうなんだよ。妹がさ…食いたいって言ったんだ…プリン。プリンを、さ… もう…何も分からなくなってたのに…食いたいって」 「ちょっと!何の話よ!」 「急いで…急いで取りに行ったんだけどな…い、急いだつもりだったんだけどな…精一杯…はは… 途中、思いっきりスッ転んでさ。ほら、皮むけてる。な、なのに…帰ってきたら…も、もう…」 声をうわずらせながらキョンは頬を引きつらせる。笑おうとしているのか。笑い事にしたいのだろうか。しかしそれは笑顔と呼べるようなものではない。笑えるような事態でもない。 古泉は携帯でどこかと連絡を取っている。みくるは珍しく叫ぶことも気絶することもなく目の前の光景を見つめていた。 状況は彼女の認識も彼女なりに想定していた最悪のケースの彼女なりの覚悟も…全てを遥かに超えていた。 「やっぱあたしのプリンじゃない!蓋に『団長』って書いてある!」 「なぁ…なんでこうなんだ?どうして…どうしてこいつなんだ?」 「…キョン君。こちらへ」 古泉が血だまりへと踏み込んでいく。制服が汚れるにもかかわらず、古泉はキョンの側に膝を付いた。 「どう思う、古泉くん!人のもの黙って食べるって!育ちが知れるわよね!」 「すぐに『組織』のものが来ます。後の対応は任せましょう。今は…」 「なぁ…食えよ。食えよ、ほら。俺がお前のためにわざわざ取りに行ってやったんだ。 食え。食えって。大好きなプリンだぞー。スーパーで3つ105円で売ってるような安モンじゃ…」 「何勝手なこと言ってんのよ!それはあたしの!あたしのなの!」 「妹さんをもう休ませてあげましょう」 「食えって…なぁ。口を開けろ…」 「食べちゃダメ!ちょ…よこし…よこしなさい!」 「揺すっちゃいけない…!体の中身が出…」 「うるせぇ!」 「もう死んでる!!!」 「!!!!!」 古泉はキョンの胸倉を掴み上げた。キョンを含めて、部屋にいる誰もが古泉が声を荒げるのを初めて聞いた。 そこには彼のむき出しの本性があった。憤り、苛立ち、哀しみ…あらゆる負の感情がその瞳から覗いていた。キョンの手からプリンが血だまりに転がり落ちる。 「あー!!!もったいない!!!」 「…もう死んでるんだ」 「………」 「あむ…うん。おいしい♪」 ヘリの音がした。古泉はゆっくりと手を離した。そしていい加減にキョンの襟元を直し、立ち上がった。 やや合ってどこのものともしれない装備を身に付けた完全武装の兵隊達が何人も室内に入ってきて、みくるを脇に押しやった。 古泉の指示のもと、用途不明の道具や機材が次々と運び込まれてくる。やがて担架にキョンの妹は載せられた。 「んー!やっぱりプリンは最高ね!」 「くれぐれも丁重に」 兵隊が小さく頷く。担架は手際よく運び出されていった。キョンは座り込んだまま、それを呆然と見送っていた。 「携帯…貸してくれ…」 みくるが我に返り、慌てたように携帯を取り出す。が、キョンが差し出した血まみれの手に硬直した。 「親に…連絡しないと…」 古泉がみくるの手を下げる。 「我々の方で既に。ご両親の移動の方もこちらが行います」 「…うちはうちで勝手に行くよ」 「いいえ、我々が。少々…一般の方とは縁遠い『施設』なので。 みなさん、必要なものは持って出てください。ここはしばらく出入りできなくなりますから。詳しいことは後ほど…」 「…警察とかはどうなるんだ…」 フラフラとキョンが立ち上がる。 「一応、殺人な訳だろう?けど…これは…凄く特殊な…」 「…そういったことも含めて全ては後でお話します」 「あの…キョン君…今は病院に…」 「したり顔で指図してんじゃねぇよ!!!!何でもかんでも勝手に話進めやがって!!!!」 キョンの叫びにみくるが身体を震わせる。腹から振り絞った割にはあまり大きな声は出ていない。声もかすれていた。けれども兵隊達でさえ全ての作業が止まった。それはそういう叫びだった。 「全部!!てめぇらのせいじゃねぇか!!!」 みくるは唇を振るわせる他に成す術がなかった。 「…ええ。そうですね。我々の責任です。ですから出来る限りのことをさせてください。その通りです。あなたのせいではありません。もちろん妹さんの責任でもない」 古泉は…どこまでも穏やかだった。 「………」 「…後でお話します」 それ以上、キョンは何も言わなかった。促されるままに部屋を出る。一足先に妹を乗せたヘリは飛び立っていった。 「私も連れて行って下さい…」 ヘリの前でみくるがそう言う。古泉はそれを冷めた目で見下ろした。 「うわぁ!ヘリコプター!?何々!?これ古泉君の自家用機!? あー、キョン!プリン!弁償しなさいよね!あんな食いさしで納得すると思ってんの!?」 「…来てどうするんです」 周りは古泉の『身内』で固められている。ある意味ではみくるは『敵地』の只中にいると言えた。 それでもみくるは、みくるらしからぬ自己主張を試みていた。しかし。 「………」 「朝比奈さん。意地悪や『我々』の立場の違い以前の話です。 ここからはご家族が悲しみにくれるためだけの時間です。貴方は場違いだ。来て何をどうするんです。妹さんとのお別れならばお葬式できちんと…」 「知る限りの…」 「………」 「私が…私の知る限りの情報を教えます。だから…」 古泉の目が見開き、そして細められた。驚きと、打算で。 「禁則事項を…?これだけのために?」 そんなことをしたらどうなるのか。知っているわけではない。が、容易に想像はつく。それでもみくるは続けた。 「乗せてもらうためとか…そんなんじゃ…それだけじゃなくて…」 みくるは焦点の合わない目で途切れ途切れに言った。 「私たちが…私や貴方たちがお互いに…これまでのように知っていることを口にしないまま続いていったら…また…またこんなことが起こる…起こるかもしれない…だから…」 「…それとこれとは関係が」 古泉は言葉を切った。 いつも以上に平静を欠いている彼女の言葉は支離滅裂だった。だが分かる。古泉には彼女が何が言いたいか。何を思っているか。今は彼にもそれを上手く言葉には出来ない。彼もまた、外見ほどには冷静ではないから。しかしそれでも充分だった。 そしてそれとは無関係に気付いた別のこともある。そしてそれこそが彼女がこうまで食い下がる理由なのだろう。 全ては誰を想ってのことか。 「乗ってください」 近くの男が口を開こうとするのを古泉は遮る。 「古いず…」 「友達としてです。いいですか?僕は友達として貴方をヘリに乗せるんです。くれぐれもそこを履き違えないで下さい。 貴方の情報が目当てではありません。貴方が僕に情報を漏らす理由は何もありません」 その言葉はみくる本人にというよりは、みくるの向こう側にいる何者かに向けられていた。それを言い切ると古泉はみくるに背を向け、別のヘリへと向かっていった。 「…ありがとう」 古泉は返事を返さなかった。 「これ…着替えだって」 キョンは頭を抱えたまま、みくるが差し出した袋を見ようともしない。 これは輸送へリか何かなのだろう。明らかに人が乗るには大きすぎ、また居心地が悪すぎるスペースに3人は乗っていた。無論座席は用意されていたのだが、キョンがフラフラとここに乗り込んでしまったためにこういうことになっている。 暗い。電気はついていない。かろうじて小さな窓はあるが、外ももう随分と暮れ始めていた。最初ははしゃいでいたハルヒもよく外が見えない状況に早くも退屈し始め、不平を口にし始めていた。 「プリン!黙ってたら忘れるとでも思ってんじゃないでしょーねー!生憎私はそんな間抜けじゃないわ!徹底的にこの問題は追及させてもらうわよ! ええそうよ、たかがプリン。小さなことだわ。けれどこういった小さなことを見逃すことが大きな問題へと繋がっていくと私は考えるわ。違う?」 みくるは袋をキョンの隣に置き、じっと彼を見下ろしていた。 「SOS団はやめる」 「……はい」 やがてキョンはポツリと口を開いた。 「元々向いてなかったんだ。部活とか。鍵は俺だとかなんとか…アンタ達の口車に乗せられて…もっと早くやめてれば…妹は…」 「…そうですね」 「利用するのはもう…勘弁してくれ」 その声は乾ききっていた。ただ単に本当にみくる達を存在ごと拒絶していた。 「鍵なら他を当たれよ…もう俺は―…」 みくるは膝をキョンの前にひざをついた。 「……え?」 「…血が付くぞ」 ハルヒの喚き声が止まった。ゆっくりと腕が回され、キョンはみくるの胸に抱き締められた。 「…離せ」 「………」 「離せって言ってんだ」 わずかに身じろぎしたもののみくるは身体を離さなかった。 「…何のつもりですか。慰め?それなら後でお願いしますよ。たっぷり。ゆっくり。これ以上のことを」 みくるは何も言わない。 「こんなことして繋ぎとめようったって…俺はあんた達には協力しな…」 やはりみくるは何も言わない。ただ、抱き締める力が強くなった。小柄なみくるのどこにこれほどの力があるのだろうと言うほどに。 焦り出したのはキョンの方だった。いよいよみくるから真剣に逃れようともがき始める。 「ハルヒがいるんですよ。俺が良くても『貴方たち』は困るんじゃないんですか。あいつが…その…閉鎖空間とかいうのが…」 そのとき。 ポツリとキョンの首筋に雫が落ち、キョンは身をよじるのを止めた。 「う…ぐ………ぐす…さい…」 「………」 「めん…なさい…ごめ…な…」 あぁ。なんて三文芝居だ。主演女優だけが一流の。ハルヒも真っ青だね。俺自身は出演する気は無かったのに。 ダメですよ。朝比奈さん。涙は結構ですが鼻水は頂けない。俺の後頭部の被害もさることながら、貴方のようなかわいらしい方にはそれはNGだ。事務所的に。ハルヒだってそう言いますよ。きっとそうだ。 あぁ。貴女の鼓動が聞こえる。貴女の泣き声が聞こえる。やさしい人だ。朝比奈さん。貴方は本当にやさしい人だ。 けれど貴方は今、1つ俺に対して酷い仕打ちをしていますよ?とてもとても酷い仕打ちを。 先越されたら…泣き辛いや。 「…………え?」 しばらくすると泣き声が二つに増えた。 混乱するハルヒを全てから置き去りにし、ヘリは夕暮れの町を飛翔していった。
https://w.atwiki.jp/dangerousss4/pages/376.html
野試合SS一覧 このページではダンゲロスSS4野試合参戦キャラクターのマッチング表、および投稿された試合SSへのリンクを表示します。野試合の詳細については野試合を参照してください。 野試合SSへのリンク このページには、野試合開始時点で敗退したキャラクター、または本戦における結果が反映されたキャラクターが含まれる可能性があります。ネタバレを回避したい方は、先に試合SS一覧の各試合をご覧になってください。 試合結果がすぐに見えないよう、多めの空行を入れてあります。ご了承ください。 以下、表決勝戦までのネタバレを含むおそれがあります。 裏第一回戦 試合SS 戦闘空間 対戦キャラクター名 試合公開ページ 【現代】吊り橋 千葉時計草(伊藤日車) 菊池一文字 本屋文 試合公開ページ 【過去】花園 山口祥勝 メリー・ジョエル 試合公開ページ 【過去】空母 希保志遊世 上毛早百合 試合公開ページ 【現代】厨房 ウィッキーさん 色盲画家ストル・デューン 善通寺眞魚 試合公開ページ 【現代】雪蔵 柊時計草(風月藤原京) 飴びいどろ リュネット・アンジュドロー
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/5568.html
コメント室へ コメント室・旧雑談室過去ログに戻る コメント室過去ログ1ロック完了。 -- 管理人 (2009-11-09 23 00 27) 2げと 管理人様、乙なのです。 -- 名無しさん (2009-11-09 23 43 05) 管理人さん乙です。 新コメント室への移行はいつごろになるんでしょうか -- 名無しさん (2009-11-10 00 35 38) 管理人さん、乙です。 -- 名無しさん (2009-11-10 01 04 02) ↑↑ その件につきましては、次の過去ログページを作る際に移行するものとします。 詳しくは運営スレでこれからも経過を載せることにしますのでそちらで -- 管理人 (2009-11-10 02 16 25) 乙なのですよー。管理人サマ。 -- 名無しさん (2009-11-10 06 44 58) 乙かれさまです。 -- 名無しさん (2009-11-10 06 46 59) 乙です -- 名無しさん (2009-11-10 12 00 10) 9ゲト 管理人さん乙です -- 名無しさん (2009-11-10 15 49 03) 管理人さん乙です -- 名無しさん (2009-11-10 20 12 57) 乙乙です。 しかしまた規制だよ…たまらんな -- 名無しさん (2009-11-11 01 24 31) 管理人さん乙です 初めて「涼宮ハルヒの微笑」を読んでみたんだがまさかのオチでちょっと鬱になった ハルヒENDだと思って期待してたのに・・・ 完成度は素晴らしかったけどね -- 名無しさん (2009-11-11 07 01 26) 管理人さん乙です。 いつも思うんですが、各ページにタイトルがまとめられてなかったら、更新履歴から流れたSSはもう見れなくなりますよね? -- 名無しさん (2009-11-11 12 25 03) 無くなるわけじゃないから見れるよ。お気に入りはブクマしてるから問題ない。 -- 名無しさん (2009-11-11 16 51 48) いえ、見れますよ。 各ページというのは、例えば『長編・キョン4』とかを一括りとしてですよね。 そこに追加していなかったとしても、まとめのデータから消えた訳ではないので、検索バーからなり探せます。 タチトルを覚えていれば、最上部にある『表示』内のこのwikiのページ一覧に必ず載っています -- 管理人 (2009-11-11 21 04 20) 最近投下多いね -- 名無しさん (2009-11-12 14 31 05) 消失に備えて 消失ものオススメあったらおしえてくらはい -- 名無しさん (2009-11-12 15 29 42) 古泉がめっさかっこいい長編あったら教えてください -- 名無しさん (2009-11-12 21 50 48) 最近ので言うとオキノイシノの古泉は雰囲気出てて好き。一つの野心一つの決意の古泉には掘られてもいい。夢見ぬ蛙は二度泣くの古泉には泣ける。 -- 名無しさん (2009-11-12 23 41 53) 間違い 夢見ぬ蛙は終末に鳴く だった -- 名無しさん (2009-11-12 23 43 08) カエルの為に鐘は鳴るってゲームボーイのソフトを思い出したwwwww -- 名無しさん (2009-11-13 00 34 40) 非単調ラブロマンスは微睡まないやっと読んだ。 最初はキョン×鶴屋とかねーよwwwってかんじだったのになにこれすごい -- 名無しさん (2009-11-13 01 32 34) 鶴屋さんと言えばみくるくらいかと思ってた。そんなんもあるのね。 -- 名無しさん (2009-11-13 14 59 51) 非単調ラブロマンス、少年オンザグラウンドゼロ。 この二編は屈指の出来ばえ。 とか書いてて年度別のお勧め投票とかあってもいいかと思った。 -- 名無しさん (2009-11-13 15 50 28) 個人的に古泉と長門のペアの話が好き。 あんまりないけど・・・orz なんかいい古泉と長門のペアの話あったら教えてくれる? -- 名無しさん (2009-11-13 20 01 43) ある程度まとまったやつなら教科書文通とか古泉一樹の情操教育 肉じゃがシリーズや花嫁修業危機一髪かな 長編の古泉のところとか結構いっぱいある 確かに古長は少ない -- 名無しさん (2009-11-13 20 08 40) スノー・ネームド・マーメード とかは文が秀逸 おそらくこの人も古長をそれなりに書いている -- 名無しさん (2009-11-13 20 13 08) んー 長編の古泉一樹にあるSSは読んだ 情操教育も読んだし・・・ 花嫁修行危機一髪も読んだなあ でも肉じゃがシリーズってどんなん?検索すれば引っかけてみたけど どれなのかわからない・・・ まあそれっぽいの読んでいくよ ありがとう -- 名無しさん (2009-11-13 21 26 51) 教科書はオリキャラがちょっと…って思ったな -- 名無しさん (2009-11-13 22 41 57) >名無しさん (2009-11-13 20 01 43) 笑顔は癖のような感じですよ お勧め スノーネイムド・マーメイド3までしか見つけられなかった。 これ終わってたっけ? -- 名無しさん (2009-11-14 01 35 42) ↑↑他サイトでもいいなら 古泉「長門さん。無理なお願いをしてみてもいいですか」 がお勧め この作者のほかのssもはずれがない 肉じゃがの人の作品名は ・戦慄の肉じゃが ・涼宮ハルヒの覚醒 ・2人の不思議探索 ・箱入り娘 だった気がする -- 名無しさん (2009-11-14 01 57 03) …矢印ひとつ付け忘れたotz -- 名無しさん (2009-11-14 01 59 11) ↑どんまい。 「長門さん。無理なお願いをしてみてもいいですか」 泣いたなあ・・・ 「カオス・ザ・ワールド」もだな。 肉じゃがの人じゃないけど、「スノースマイル・バースディ」も好きだ -- 名無しさん (2009-11-14 02 10 42) 古長の時の長門って暴走気味だったりキャラ崩壊してるけどキ長にはない魅力がある -- 名無しさん (2009-11-14 04 15 24) うん。 確かに。 -- 名無しさん (2009-11-14 08 02 31) 本当にありがとう・・・! ちょっとみんなのメモとって全部読むわ ありがとう! -- 名無しさん (2009-11-14 14 40 33) 一本の樹を読んで古泉が好きになった ふもっふ -- 名無しさん (2009-11-14 22 45 42) かっこいい古泉もいいけど自分はやっぱりヘタレ古泉が好きだなぁ 花嫁修行系の -- 名無しさん (2009-11-15 00 42 01) ↑↑ 肉じゃがの人はかっこいいのと若干ヘタレの両面をだして書いてるから好きだ -- 名無しさん (2009-11-15 05 02 44) 一本の樹、すごく良かった!!感動したよ。古泉がますます 好きになれた作品だった。ありがとう!! -- 名無しさん (2009-11-15 09 25 25) 最近古泉の長編がふえてきている いいことだ -- 名無しさん (2009-11-15 12 09 57) 一つの野心、一つの決意 読んできた! 何このイケメン古泉 この古泉なら掘ってもいい -- 名無しさん (2009-11-15 18 49 01) 掘ってどうすんだorz 掘られてもいい の間違いorz 一つの野心~は俺的古泉作品の新たな鉄板認定するわ 一本の樹も面白かったし、イケメン古泉作品増えるのは古泉好きの俺歓喜 -- 名無しさん (2009-11-15 18 54 55) 夢見ぬ蛙は終末に鳴く 作者様、乙でした!! この古泉と長門、切ない・・・だがイイ。 -- 名無しさん (2009-11-15 23 28 21) 長編古泉ページに俺的良作が三つも連続で並んだ… 蛙とかレクイエムとかバースデイ、マーメイドは同じ作者だよね?一本の樹とか一つの野心も同じ人なの?文章は全然違う気がするけど。 まあ同じかどうかはどうでもいいんだけど、これらと同作者の作品知ってる人いたら教えて下さい。 -- 名無しさん (2009-11-15 23 54 29) 本当に最近は古泉良作が多いな。この調子で他のキャラも増えるといいなぁ〜 ↑蛙やバースデーの人の作品に一夏の恋(だったかな)もあったはず。 -- 名無しさん (2009-11-16 01 02 25) 最近の三つは別人でしょ。蛙とバースデーは同じなの? -- 名無しさん (2009-11-16 17 52 22) 夢見ぬ蛙は終末に鳴く 作者様本当に お疲れさまです。 いい作品をありがとう。 -- 名無しさん (2009-11-16 18 42 09) 続!古泉一樹の大暴走 シリアス系古泉作品が並ぶ中、ついに本命が来たか。 笑わせてもらった、ありがとう! -- 名無しさん (2009-11-16 20 37 07) 続!古泉一樹の大暴走なんたるカオスwww 古泉の話が続いてるから古泉ファンの俺はたまらないね -- 名無しさん (2009-11-16 22 22 37) つい最近投稿された、消え行くパラレルワールドのキョン・古泉・長門の3人が最後の日に3人で商店街で遊ぶ。SSのタイトルって何でしたっけ? -- 名無しさん (2009-11-16 22 29 55) Five billion out of one -- 名無しさん (2009-11-16 22 56 57) ありがとうございます! -- 名無しさん (2009-11-16 23 57 55) 古泉の大暴走とか懐かしすぎるwww あの頃はみなみけ全盛期だったなw 作者様乙です!ww -- 名無しさん (2009-11-17 13 09 20) あ〜懐かしいね。ここ -- 名無しさん (2009-11-17 18 19 25) よく考えたら、三年以上ここにいるな -- 名無しさん (2009-11-18 03 42 25) 久しぶりに来た 懐かしいな・・・またなんか書きたいな 管理人さん乙 -- 名無しさん (2009-11-18 07 59 19) 古泉の良い話が続いてたから読んでしまった大暴走 正直に言う さっぱりつまらない これのなにが面白いんだ? -- 名無しさん (2009-11-18 08 33 32) ↑荒れる要因なりそうで書かなかったけど、激しく同意 三度挑戦して三度とも途中で挫折した 好みの問題以前な気がした -- 名無しさん (2009-11-18 10 43 10) ↑そう思ったのにも関わらず書き込んだってことは荒らしたいのかな? ↑×2が書き込む必要性が全く持って見当たらないのだが -- 名無しさん (2009-11-18 11 54 56) ↑わざわざ煽ることもないだろうに まだ読んでないけど、今出てる機械知性体のって、輪舞曲関連のなの? 全く作風違う気がするけど -- 名無しさん (2009-11-18 12 10 58) ↑らしいね 本音スレマダー? -- 名無しさん (2009-11-18 12 28 08) ↑↑ちょっとだけあります。 -- 名無しさん (2009-11-18 12 56 17) マンセー言われたいだけのゆとりは他でやってくだしあ -- 名無しさん (2009-11-18 13 19 08) スピンオフ作品みたいなもんか -- 名無しさん (2009-11-18 13 51 58) 大暴走みたいなギャグSSは好みが分れるって。 現アナルの保守SS?も内容は嫌いじゃないけど「メスブタ」という単語には嫌悪感を感じる。 -- 名無しさん (2009-11-18 16 18 18) スイングのことも 時々でいいから 話題出してください… -- 名無しさん (2009-11-18 17 20 21) 皆、面白いSSは普通に褒めるよね つまらないSSはどうする?無反応?それとも米つける? 書き手的にはどっちがいいのかな。私は誰も褒めてないSSに否定米は自重しようと思ってるけど アンチ米への過剰反応がよほど問題のような気もするし、難しい -- 名無しさん (2009-11-18 17 26 42) スイング読んでみた キョンの第二楽章で読むのやめた さんずけって何? 漬け物の仲間か? -- 名無しさん (2009-11-18 17 52 42) 再開早々、閉鎖になる流れっぽい・・ -- 名無しさん (2009-11-18 18 00 05) ↑×3 そもそも否定米ってなんだ?「ここがこう悪いからこうしたらいいと思う」っていうアドバイス米が否定米に含まれないのなら、その否定米ってのは百害あって一利なしなもんだと思う。個人個人が胸に秘めてればいいだけだしね。 でも単に、「○○が面白くないよね」っていう米は単なる作者様への悪口にしかなってないよね そろそろこの話題は別スレ行きかな?w -- 名無しさん (2009-11-18 18 08 10) 度々名前が上がる人気作者には分からん話かも知れないが、俺は面白いか面白くないかだけでも欲しいぜ! つまらないって率直な意見に対して、なぜを考えるのは俺ら書き手自身だと思うし それに加えてアンタみたいなフォローやアドバイスくれる優しい人もいるからな -- 名無しさん (2009-11-18 18 41 01) そうか、スイングは微妙なのか、読むのはやめておこう -- 名無しさん (2009-11-18 19 18 37) そういうのは他人の米で判断するんじゃなくて、少しでも自分で読んでからにしようや ハルキョンのクソ甘いのが読みたいです…… -- 名無しさん (2009-11-18 19 41 57) ↑ハルヒのキャラスレのSS置き場に多量にあるよ 全部読み終えたら甘いという基準が少しおかしくなった -- 名無しさん (2009-11-18 19 58 33) 今日も僕のベッドの中でのハルキョン妄想は止まりません -- 名無しさん (2009-11-18 21 09 29) 「一本の樹」読んだ。こんな文章書ける人羨ましいな。電波受信だけ頻繁で、これを文章化してくれる人がいねーかなといつも思う -- 名無しさん (2009-11-18 22 10 29) 文章力というなら、夢見ぬ蛙とか一つの野心の方があると思うが -- 名無しさん (2009-11-18 23 07 22) そのSS見たことないから解らんが単に文章力って訳じゃないんだ。シナリオっていうか雰囲気っていうか。今からそのSS見てくるは -- 名無しさん (2009-11-18 23 20 12) 夢見ぬ蛙は表現が巧みで文章が滑らかで、ほんとに物語してる感じがする。雰囲気も出てる。まじ嫉妬する。 一本の樹の文はところどころたどたどしい感じがする。その違和感が無ければ…と惜しい感じ。あと文が堅い。でもレポートとか書かせたら強そう。 一つの野心はいかにも頭がいい人が書いた文章って感じがする。動きが無い話で言葉だけでよく回せるなーと思った。内容は中二病だけど。 ド素人の俺の感想 -- 名無しさん (2009-11-18 23 48 00) 一本の樹ってどっかで見たなーって思ったらぷん太にあったわ(´ω`) -- 名無しさん (2009-11-19 02 08 52) そういえば、上の方で米があるが、 本音スレ立てる話はどうなったんだ? -- 名無しさん (2009-11-19 04 19 03) 古泉がこんなにブームになる日が来ようとは……そろそろみくるのターンか! -- 名無しさん (2009-11-19 14 26 10) 朝比奈さんはちゃんと俺の胸の中にいるよ -- 名無しさん (2009-11-19 15 18 32) 朝比奈さんの次回の活躍にご期待下さい。 -- 名無しさん (2009-11-19 15 25 36) しっと団読めばいいじゃない -- 名無しさん (2009-11-19 16 17 44) みくるのシリアス書くくらいならキョン妹のシリアス書いたほうが書きやすそう いや言いすぎか -- 名無しさん (2009-11-19 16 20 16) ふーむ、電波作品はあまりないもんだね。あくまでもいい意味でだけど。 あの、ハルヒに昆布とってこいとか言われてキョン、古泉、くよよんの三人で旅(?)をするSSの名前何方かご存知ありませんか? -- 名無しさん (2009-11-19 16 29 32) ↑の補則 ゾンビが出たり佐々木とキスをしなければならなくなったりしるやつだったと -- 名無しさん (2009-11-19 16 30 37) ↑ 確か わっかーめスペクタクル みたいな名前だったような… 違ったらごめん -- 名無しさん (2009-11-19 16 59 39) ハルヒとキョンが既に結婚してて、何かの拍子でキョンが遡行して、 小さい頃のハルヒに会ったりする話の題名ってなんだったか分かりませんか? ハルヒの両親は既に他界してんの。 あと、昔の森さんが出てきて、その森さんは若干ヤクザ色してた気がする。 それおt、それに付随?したものだと思うけど、ハルヒの両親が事故だかで入院してたりする話があったり(←これは見つけた) ハルヒとキョンの娘だか息子がキョンの母親と話してるのとかがあった気がする。 -- 名無しさん (2009-11-19 23 11 54) あーあとどうでもいいけど、もう一人の秘された神ってなにげに結構好きなんだなー ちょっと設定いみわかんねーけど、最後の方の長門とのやりとりが好き -- 名無しさん (2009-11-19 23 28 45) ↑×2 違ったらゴメンね。 「Before 5 years their deaths.」じゃないかと思うんだけど -- 名無しさん (2009-11-20 00 02 16) ↑ありがと。これだった。 これってハルヒの両親が事故って入院してるのと、子供がキョンの母親と話してるのと、シリーズものだよね?多分 他に同じシリーズのあるかわかります? 割とこれも好きなんだよね -- 名無しさん (2009-11-20 00 20 20) 質問とかは避難所でやった方がいいと思うよ。 -- 名無しさん (2009-11-20 00 23 38) ↑すみません。よくわからなくて。。 そういう用途分けがあったんですね。 失礼しました。 -- 名無しさん (2009-11-20 00 27 37) まあまあ。 とりあえずお茶でも飲んでゆっくりしましょう つ旦 -- 名無しさん (2009-11-20 09 03 57) もう一人の秘された神 好き。長門さん的にはとても切ないけれど。 作者さん続きを書いてくださってありがとう。 -- 名無しさん (2009-11-20 11 15 07) 個人的にはしっと団が好き。 クソワロタwwwwwwww -- 名無しさん (2009-11-20 18 20 39) そう言えば復活してから書き込みしてなかったなぁ ほっきょう -- 名無しさん (2009-11-20 18 57 33)
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涼宮ハルヒのロックバンド キョンとキョン Happiness! 『思い出の結晶』 『キョンの悪夢』 志 ハルヒの好きな人 『lakeside love story』 真夏の日の夢 3人娘の本音 BR 未完? キョンの突撃 To非日常 from日常 初恋 in the middle of nowhere カントリーロード ガール・ミーツ・ガール 涼宮ハルヒの微笑 とりあえず無題(仮) 宇宙戦争 SOS団お掃除大作戦 全力疾走!ロミオ&ジュリエット ただ一人のための物語 ある日のイベント 緋色の媚薬 命の価値 キョンの日常 ) 幸せの定義 尾行大作戦? あるカップルの優劣 And everyone passed away リセット(微鬱描写有) 虫歯と歯医者 恋愛お試しお手伝い! 涼宮ハルヒの中秋 ハルヒになっちゃった 月で挙式を 三者面談 とびだせ大作戦はサイケデリック 親愛の情 デッサン パレット 涼宮ハルヒの台湾 a unique solution 幸せのカテゴリー 涼宮ハルヒの終焉 ロリキョンが出来るまで ハロウィン! 涼宮ハルヒの戦場 世界の終わり 夏のある日の思い出 水無月の雨 A Jewel Snow (キョンVer) 華 ファーストキス ハジメテノヒト ストレス解消大会 ホットレモン エトランゼ 上機嫌 Lost my …? 『不思議の定義』 傷つけあい仲直り 友達から彼女へ、彼女から友達へ コンビニデザート ホームシック Missing Ring -失われる7日間- 恋愛初心者 予防注射 涼宮ハルヒの聖書 自由への奔走 涼宮ハルヒの夢幻 サプライズ・クリスマス 名前でしりとり 在り来たりな幸福 smile Break the World 雪けむりラヴァー 全てが歪んだ日 腹黒キョン フェイク 初詣遊び倒し 大回転勘違い スペシャルデイ key scramble lost and found 冬風のマーチ 消えていく日々、いつもの風景 キョンのサイズ 濁った日差し 傷の代償 ノスタルジー TrulyandHappydejavu 優しさお鍋 絆
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ここは、どこだ?…ハルヒが精神の暴走により、世界は崩壊された… 今、ここにいるのは…どこかの宇宙である。 それなのに、息は出来る… 「…これで、何もかも…終わったってか?」 目を閉じたらいいだろうと思った。 ????「閉じても無駄ですよ」 誰だ!? 古泉「僕ですよ…この世界が終わり、新たな世界へと生まれ変わるんですよ…」 古泉!?(長門「全ては古泉が仕掛けた」 みくる「私は未来へ帰らないと行けないのです…ですから、古泉君を…」) 思い出した…全ての原因はお前なのか!? 古泉「はははははは…何と仰るですか?キョンさん!僕は全て計画通りですよ! あなたは所詮、涼宮さんの鍵に過ぎない!」 俺は!違う!俺は、ハルヒの鍵ではない!古泉ぃっ! 古泉「ならば、あなたは、涼宮さんの何だと言うのですか!」 ハルヒの何だと?俺は…俺は… 古泉「もはや、これまでだと言うんですよ!僕はね、新世界が欲しかったのですよ! 全ては腐ってるからね!」 ………俺は… 古泉「核汚染!環境破壊!くだらない法律!戦争!何もかも腐ってたんですよ!だからこそ、涼宮さんを精神暴走させて壊すしかなかったんですよ!」 …っ!? 古泉「分かりますか?僕の気持ちが…あなたには分かりますか!?」 …いいや 古泉「何故ですか?」 「…分かってないのは…貴様だ!これは、全てお前のエゴじゃねぇか!? お前の言うお前のインテリは…ただのナンセンスに過ぎないんだよっ! 世界が腐ってるだとぉ?確かに、腐ってる!だけど、俺は、俺がいた世界が好きなんだよ! それが何故分からんのか!?古泉ぃっ!」 古泉「はい、あなたの仰る通りに、僕には分かってませんよ!僕はね、どんな新世界あるのか… それが楽しみなんですよ!」 「それを、エゴって言うんだよっ!古泉!」 さっきから、姿を見せてないな…だったら! 「古泉っ!姿を現せ!さっきからどこにいるんだ!」 古泉「仕方ないですね…僕はここにいますよ。」 と、俺の目の前に古泉がいた… 「古泉!貴様は何を考えて…ここまでやって来たんだよ!」 古泉「観察してたんですよ!涼宮さんとあなたをね!」 何だと!?今まで観察してた!?」 古泉「まぁ、監視してたと言った所でしょうか…なかなか、面白かったですね… 涼宮さんとあなたの恋愛状況はとっても面白かったですね!だけど、残念です! あなたとの付き合いは、これまでなんですよ!何故なら、あなたはこの世界から… 消えるんですよ」 くっ… 古泉「絶望しなさい!泣きなさい!狂いなさい!もう、あなたの運命はここまでなんですよ!」 「そんな事はしない!俺はまだ絶望してないっ!古泉っ!貴様はこの俺が止めてやるっ!」 古泉「無理な事は言わないで下さい…あなたは…僕の…!?」 「うおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」 古泉「バカな…こんな力が…あるなんで…!?」 な、何だ…俺は、力ある?…ならば… 「俺の力よ!今すぐ…あの場所へ連れてけぇぇっ!!」 古泉「……っ!?」 と、同時に光を放し、吸い込まれそうな感覚がした… ここは?……ここは、俺が通ってる高校? …閉鎖空間の中にいるのか? 「……行こう…」 体育館…いない 俺のクラス…いない 職員室…いない 中庭…いない 後は……俺にとって大切な場所… SOS団部室 ここだな……と、俺はドアノブを握って開けようと思った時に… ん?中に誰がいる? ???「うっ…ううっ…」 …泣いてる?誰だ?何か、懐かしい感じがする……まさか!? 俺は、すぐドアを開けた。 ???「!?だ…誰!?」 …俺が捜し求めた人…そして、俺にとって大切な人…ずっと守りたかった人… 「す…す、涼宮ハルヒ?」 ハルヒ「キ…キョン?キョンな…の?」 …俺が守りたかった人……涼宮ハルヒがいた… 「ハ…ハルヒ…」 ハルヒ「キョン…あたし、何でこんな所にいるの?怖かったよ…」 「あぁ、俺がいるから…大丈夫だ…」 ハルヒ…あぁ、やっと会えた…ハルヒ… ハルヒ「キョン、どうやって夢から目覚めるの?」 …ハルヒは、知らない…ハルヒのせいで世界は無くなった事は知らない… 「……あぁ、どうやって、目覚めるか?」 …俺は、嘘ついた…ハルヒを安心するために… ハルヒ「キョン…あたし…」 ハルヒ… 古泉「はーっはっはっはっはっ…話はこれまでしておきましようかね!」 !?…古泉!? 「古泉っ!」 古泉「ふふ…キョンさん、まさか…あんな力あると思いませんでしたよ?」 「黙れ!貴様のせいで…世界が…世界がぁぁぁぁぁぁぁっ!」 古泉「おっと、いいパンチじゃないですか?それ、キックです!」 「くおっ!?きっ、貴様っ!?」 ハルヒ「な…何なの!?一体!どうしたのよ!?」 古泉「涼宮さん…あなたは気付いてないと思いますか…世界は、あなたのせいで 壊したのですよ」 ハルヒ「…!?そ…そんな…そんなの嘘よ!」 古泉「ホントだとも!あなたのお陰で…世界は消えたんですよ!長門さんも みくるさも!阪中さんも!谷口さんも!国木田さんも!鶴屋さんも!あなた達の親も全て消えたんですよ! いわば…亡くなったと等しいと思いますよ!」 「古泉っ!?貴様!よくも、ベラベラと喋りやがって!!」 古泉「これが、真実だと言うんですよ!それが、何故分からないんですか!?」 「貴様!?」 ハルヒ「…嘘…嘘でしょ?嘘だよね…あ、あぁ……いやあぁぁぁぁぁぁ…」 !? 「ハルヒ!?」 くっ…ハルヒ! 「ハルヒ!とにかく、逃げるぞ!」 ハルヒ「…あ…あぁ…ぁぁ…」 と、俺は、ハルヒを連れて逃げた 古泉「逃がしはしませんよ…!?…か、体が動か…ない!?…まさか!?」 長門(あなたの思うようにはさせはしない…) 古泉「くっ、この期に及んで、ここまでするんですか!?長門さん!?」 長門(私は…あの世界は好き…あの世界の事を愛してる…だから、あなたを止める!) 古泉「…なるほど、これなら…どうですか!?」 長門(!?…な、何?…う、あ…あぁぁ…あ、頭が…くっ…頭痛がす…ご…い……) 古泉「……長門さん、この私を甘く見過ぎた…では…」 その頃のキョンとハルヒは…校長室にいた… 「ハルヒ…」 ハルヒ「…あたしは、多くの人を殺したって事なの?キョン…」 「違う、ハルヒは殺してない」 ハルヒ「だったら、何で!古泉君があんな事言ったのよ!」 「落ち着け!ハルヒ!」 「っ!?」 …何だ?この静けさは… 俺は、ハルヒを守れるのだろうか… …ハルヒ… 「ハルヒ、お前は…何も殺してない…ハルヒがあるべきだった物を消しただけだ…」 ハルヒ「……」 「長門は、宇宙人…朝比奈さんは、未来人……そして、古泉は…超能力者…お前が望んだ奴が近くにいた…」 ハルヒ「…キ「ハルヒ!よく聞け!俺が言ってる事は全て本当だ!」 ハルヒ「キョン…」 「俺は、あの世界は好きだ!お前だって、あの世界は好きだろう?」 ハルヒ「……うん、好きよ…」 …ハルヒ、俺はお前を守りたい…大切したい… 付き合いたい! 「ハルヒ…よく聞け…」 ハルヒ「……」 「俺は…俺は…」 ズゥゥゥゥウン… 「な、何だ!?」 古泉「さてさて、どこにいるでしょうか?」 廊下の方から声聞こえるって事は…近いって事か!? 古泉「僕の剣からは逃がれられませんよ?」 剣だと!?こいつ…俺を殺す気満々かよ!? ちっ!…ん?日本刀?何で校長室に? …使うか… ハルヒ「ちょっとどこへ行くの!?」 「……ハルヒ、俺は今から戦わなきゃいけないんだ…終わったら、終わったら…一緒に帰ろう」 行くか! ハルヒ「キョン!…頑張って、生きて帰って来て…」 「……了解…」 「古泉!」 古泉「やっと出て来ましたか!キョンさん!」 「お前がやってる事は、この俺が修正する!」 古泉「やってみるがいい…僕に勝つ事なんて出来ませんからね?」 「ふざけるな!」 と、日本刀を抜いて構える俺 古泉「やりましょうか」 と、剣を持って構える古泉 「……」 古泉「……」 ピション、ピションピショォォン…(水道の水滴が落ちる音) 「!…こぉぉぉぉぉいずみぃぃぃぃぃぃぃっ!!」 古泉「!…キョォォォォォォォォンっ!!」 両者ぶつかり、鍔迫り合いする両者 「貴様が間違った方向へ行くから、こうなったんだよ!」 古泉「僕は間違ってなどいない!」 「何だと!」 鍔迫り合い解除、両者、引く 古泉「僕は正しい方向へ行ったんだ!それが分からんのか?キョン!」 「違う!お前は間違ってるんだよ! だから、ハルヒはあんなに弱い女の子になったんだぞ!」 古泉「何故、ハルヒにこだわる?」 「…俺は…ハルヒの事を愛してるんだよ!愛してるんだ!」 古泉「なっ!?何だ、この力は!」 「ハルヒによって消えた者達よ!俺に力を!」 みくる(私は、キョン君の力になりたいです) 長門(私達は負けてない) 谷口(キョン!頑張れよ!) 国木田(キョン、学校で何か話そうよ) キョン妹(キョンくん、頑張ってー) 母さん(頑張りなさい!キョン!) 「はあぁぁぁぁ…」 岡部(キョン、成績上がるように頑張れ!) 阪中(頑張って!) 喜緑(頑張って下さい) ミヨキチ(頑張って下さい、お兄さん) 皆…俺の事を見てる…何だ、この暖かさは… そうか、見守ってくれてるんだな…皆… 「古泉っ!!」 古泉「な、何だ!?」 「俺は、今までハルヒとやって来た事は間違ってないっ!!」 古泉「ぼ、僕は、屈せはせん!僕のやった事は間違ってない!死ね!キョン!」 「死ぬのは貴様だ!」 皆の力が日本刀に集まって、刀が長くなった…そして、俺は古泉の方へ突っ込む 「ここから…いなくなれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」 古泉「な、何ぃっ!?」 サジャッ… 俺は、電光石火のように走り、斬った… 古泉「な、バカな…そ…そんな…バカな!?」 「古泉、貴様は哀れな者だな…」 古泉「くっ…キョン…貴様…」 「俺は、迷わない…俺がいた世界へ帰るからな…」 古泉「……」 「俺は、あの世界は好きだから、帰りたい…」 古泉「…キョンさん」 「ん?」 古泉「僕の負けです…元に戻す方法は一つあります」 「…それは何だ?」 古泉「あなたの思い…ハルヒさんの思い…その二人の思いを一つにするんです…」 「古泉…」 古泉「僕も…あの世界は好きですよ…キョンさん、最後に言わせて下さい…」 「ん」 古泉「今まで楽しかったですよ…あんないい思い出は無かったのですからね…」 「そうだな…」 古泉「キョンさん」 「あん?」 古泉「僕は…眠りま…す…」 「あぁ」 古泉「…あ…が…とう…ご…い…す…」 「古泉、ありがとう…そして、さようなら」 古泉(さようなら…) キョン「ハルヒ!」 ハルヒ「キョン!」 っと、え?ハルヒが俺に抱き締めた? ハルヒ「あたし、あんたが帰って来ないかと思ったわよ…うっ、だから…ふぇ…」 そうか…そういう事か… 「スマン、ハルヒ…泣くな…俺が無事に帰って来たんだぞ?」 ハルヒ「うっ……うん…」 …ハルヒ… 「ハルヒ、聞いてくれ…俺は、お前の事が好きだ!好きなんだよ!」 ハルヒ「!?…あたしもだよ…キョン…愛してるよ…」 と言い、キスをした ――ハルヒ、帰ろう…本来あるべき世界へ ――うん、帰ろう!あたし達の世界へ ――帰ろう! エピローグ あれから、1週間経ったかな? 本来あるべき世界へ戻れた… 変わった所は何も無いか… 一つ驚いたのがあった。 長門、消えたはずの長門がいた 長門「私は、この世界が好きだから…」 朝比奈さんも帰って来た。 みくる「私は、こここの時代の方がいいと思います…楽しいですからね!」 そして… 古泉 「な!?何で、古泉かココに?」 古泉「あなたが戦ってたのは、僕の闇です…ですか、それはもう終わった事です」 そうか、アレは闇だったんだな… こうして、SOS団も復活したのである ハルヒ?ハルヒは… 谷口「おーぃ、キョン!」 「ん?何だ、谷口?」 谷口「お前に聞くけど、ナンパする時に「君の心に今すぐアクセス」って言えばいいかな?カッコいいだろ?」 …谷口、それかっこ悪い 谷口「よし、ナンパして来るぜ!」 おーおー、頑張れよ…俺は応援しないけどな ハルヒ「キョン!」 「ん?何だ?ハルヒ?」 ハルヒ「…あー…うー…(チラッ」 鶴屋さん(ハルにゃん、頑張るにょろー) みくる(頑張って下さい) ハルヒ「……あのさ、キョン…」 「はいはい、言ってみ」 ハルヒは可愛い… 俺に迷惑するけど楽しい それに、一緒にいると何だが幸せだ ハルヒ「明日――」 キョンは優しい あたしに心配かけるけどそれでもいい それに、あんたがいると元気になるよ ありがとう、ハルヒ お疲れ、キョン 完 あれから、谷口はどうしたって?勿論、フラれたとさ (♪チャンチャン!) 谷口「キョンっ!貴様は!…俺のぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……」
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SSプロジェクトとは ショートストーリープロジェクト、通称SSプロジェクト。 読み切りまたは2~5話ほどの短編小説を書き、 それに別の人(本人でも構いません)が挿絵をつけるという単純な企画です。 つまり小説を書く担当→文担当 挿絵を描く担当→絵担当 として様々な立場から小説を楽しめます。 SSプロジェクトと名乗っていますが、 一応長、中編小説も可とさせていただいております。 ただしその場合は管理人、心視葵までご連絡いただけるようお願いいたします。
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雨の降りそうな金曜日。俺はいつも通りとも言う平な日々をのうのうと暮らしている。 「はい、どうぞ」 にっこり微笑んでお茶を差し出してくれる朝比奈さん。ありがとうございます。相変わらずの甘い舌ッ足らずですね。とは言わないが。 「いえいえ」 ドキッとするような笑顔を見せて古泉と長門にもお茶を渡して歩き出した。 一口啜って一息。やっぱり美味いよなぁ。いっそ商標登録でもしてこのお茶売れるんじゃないか? ロリ巨乳のメイドが入れた茶、なんつってね。安もんのお茶でも倍で売れると思うんだがな。 「どうしました?手詰まりですか?」 正面に座って五目並べの相手をしているのは古泉。と言うかこいつ以外は誰も相手をしてくれないわけなんだが。 あと卓上ゲームを持ちかけてくるのがこいつだけなわけだ。 「んな訳ねーだろ」 お前に負けを認めるなんてありえないぞ。さっきから五目並べようとするばかりで俺の妨害が疎かだ。そこら辺に四目並んだ黒い目。後一目で終わるがあえて長引かせている。 普通なら何か裏があるのではと勘ぐった方が良いんだろうが、こいつ相手にそんなのは必要ない。戦略と言うものを知らないからな。頭の回転に付き合ってやるわけだ。 と、長い思考を終わらせてパチリと石を置く。ゲームオーバーだ。 「また負けてしまいましたね」 サワヤカノンフライ。カロリー0の笑顔はノーセンキュウ。いつも言っているがもう少し戦局を見極めて石を置け。 「わかってはいるんですがどうも苦手でして」 その笑顔がわざとらしいから俺は勝った気になれないんだよ。 「それはそれは。失礼しました」 くそっ。ぜってー喧嘩売ってるぞこのやろう。例えるならこいつはブルータスだ。いつ裏切るかしれたもんじゃない。善人だったとしても無意味なスマイルと役作りが信用ならん。 「………」 もう一度勝負しましょうと持ちかけてくる古泉の斜め後ろには一人黙々と本を読み漁る長門の姿が。こいつはいつだって無口を決め込んで話しかけても要領を得すぎた超ド級の難解な用語をベラベラと吐いて捨てるように喋りやがる。 誰かるびを振るついでに説明も付け加えてくれると嬉しい。 にしても今日は一人足りないような気がする。なんでって静かだからな。 パタパタと雑務をこなす為部室内をウロウロする朝比奈さんに、静かに本を読みページをめくる音しか立てない長門、そしてまた碁石を集めなおして一手打つサワヤカ笑顔のイケメン野郎古泉にそれに応えるように石を置く俺。 平和だな。平和だ。へいw…… 「みんなー!重大ニュースよ!!!」 ……ああ、そうだな。この平和を壊すのがお前だもんな。 忘れてたんじゃない。忘れていたかったのが本音だろう。そして重大ニュースなんて持ち込まないで「暇だわ!」と言って入ってきてくれたほうが助かるわけなんだがなー。 「この新聞見て!今日の新聞なんだけど凄いことが書いてあるのよ!」 って聞いちゃいねーし。毎度マイペースでトラブルメーカーな顔とスタイルは抜群な涼宮ハルヒの放課後であった。 終わりっと… 「ここよここ!ほら見てよキョン!」 こいつ。せっかく良い具合に異常な日常の始まりで締めくくろうとしたと言うのに。碁盤の横に新聞を叩きつけられたせいで石の配置が変わってしまった。 笑顔で片付けるな古泉。やり直しがそんなに嬉しいか。まったく……で?何が凄いんだ? 「これ!『廃墟群に謎の巨大生物が現れる!』」 まじまじとハルヒの指差す新聞の記事を見つめる。そこには白黒の写真に大きく不自然な形状の影が廃墟と廃墟の間に写っていた。 「たしかに、これは異様ですね。奥の廃墟だったとしても形が不自然すぎます」 まるで俺の心の中を代弁するように古泉が記事を覗き込みながら解説する。俺の心を代弁するな、と言うムカつきと同時に俺の判断は間違っていなかったと安堵。 「そうでしょ!?やっぱりSOS団である以上これは調べなきゃいけないわ!」 だろうな。こんな記事持ってきてその発言がないのはハルヒが頭を強打しない限りありえないだろうな。 「ふえぇぇ…怖いですよぅ~」 話を聞いただけでもうなみだ目の朝比奈さん。駄目だ。可愛すぎる。 「大丈夫よ!なんとかなるわ!」 その根拠が一体何処から来るのか教えて欲しいものだ。古泉はもう言うまでもあるまい。すでに日程の算段を立てていやがる。『機関』云々より単にハルヒと同じ趣味を持った同類なんじゃないのか? 「で?キョン?今週の日曜は暇かしら?」 俺がいつも暇だと分かって聞いているのか?確かに暇だ。休日なんてこいつに呼ばれないかぎりシャミセンの爪を切るか本を読んでごろごろしているかしかないわけだ。 そして今週の日曜はもう終わってて明後日の日曜は来週なのが常識だぞ? 「ああ、暇だな」 その答えがそんなに嬉しかったとは思えないが、満面の笑みを浮かべて決行を言い放った。 ってちょい待て。朝比奈さんと長門の予定は聞かないのか? 「ああ、いいのよ。みくるちゃんは強制参加だし有希はどうせ暇でしょ?」 コクリと小さく頷く長門。本当にいいのか?と言っても意味はないだろうな。いつものことなんだし。そして悲しいが朝比奈さんの扱いもいつもと同じだ。 「そんなぁ~」 朝比奈さん…兎のようなつぶらな瞳で俺に救いを求めないでください。でもここは助け舟を出すのが常識だろう。男として。 「朝比奈さんは日曜に予定ないんですか?」 その質問に少し首を傾げ、 「いえ、特にありませんけど……?」 あのー、朝比奈さん?俺の助け舟を数秒で沈められてはとても困るのですが? 「じゃあ問題ないわね?なら明後日にいつもの場所に集合!じゃあ今日はこれで解散!」 そう言い残してさっさと帰っていくハルヒ。特に活動を休日にしているSOS団は団長が早々に帰る事なんて日常茶飯事だ。ただあいつはいつも部室でどうやって時間を潰しているんだろうか。 夕焼けの明かりもゆっくりと沈み始めた頃に長門の本が音を立てて閉じる。もうそんな時間か。 さぁて帰るか、と朝比奈さんと古泉に続いていくように部室から出て行こうとしたときに、 「待って」 長門に突然呼び止められた。こういうときはあまり良い事がない。とりあえず俺の想像で聞いてみる。 「日曜の活動のことか?」 コクリと頷く。ジッと見つめるその目は相変わらず無機質で冷たい目。 「ちょっと待ってて」 突然席を立つ長門。てっきりまた難しい言葉の羅列を聴かされるんだろうと思っていたが何も無くて内心ガッカリ。やっぱ俺って非日常的なことを求めてるんだなーと妙に納得させられた。 「お待たせー」 む?何故朝比奈さんの声が?振り向くと出ました大人バージョンの朝比奈さん。相変わらずの自称教師をイメージした服装で登場。 「なんで朝比奈さんが?」 ニッコリ微笑む朝比奈さん(大)はゆっくり部室の中に入りキョロキョロと辺りを見回した。 「この前に来た時と全く変わらないわねー。ずっと変わらなかったのは確かなんだけどね」 懐かしそうに少し目を細めている姿は心臓の鼓動を高鳴らせた。 微かに差し込む夕焼けのオレンジ色の光に照らされ、髪をかき上げる姿は鼻血が出るんじゃないかと言うくらいドキドキしてくる。ここで鼻血を出したら死んでもいい。恥で死ねる。 「で…今度はどんな用ですか?」 くるりと振り向いた朝比奈さん(大)の表情は逆光でよく見えないが深刻なことを話そうとしていることは雰囲気で感じた。 「私と……長門さんと一緒に、日曜まで来てくれませんか?」 ………ちょっと待て。ちょっと待てよ?いつもなら過去に戻って何かをする、と言うのが定番なんだが今回は未来に行くだって? 「今のあなたと、日曜日のあなたの力が必要なの」 同一人物二人の力を使うだって?とにかく、大方のことを教えてほしいんですけど…… 「そうね…禁則事項に引っかからないように触りだけ教えるわね?」 コホンと小さく咳払いをして教師のように腕を組んで話を始める朝比奈さん(大)。 話を聞いてはいるが腕によって押し上げられた大きな胸に目がいってどうも落ち着かない。そこを見るなと言われるのは無理難題だ。円周率を必死に唱えても無理なほどのボリューム。 揉みてぇ…… 「あなたが未来に行くって事は、未来にいるキョン君の方が分かっているってことは分かる?」 ええ。それは俺でも分かります。今の俺が状況を知らないで行くわけで、そこにいる俺は未来に行った後ってわけですからね。 「そういうこと。だからどういうことになっているかは教えられないけど、未来にいるキョン君の言うことを聞けば大丈夫よ」 ピコンと指を立てて笑顔を見せる朝比奈さん。その笑顔で死ねそうです。 「じゃあ、準備は良い?」 一体何を準備しろと言うんですか。ナイフとかでも持っていった方がいいんでしょうか。レーザーガンとか支給してくれてもいいような事態なんでしょうか。そして長門を忘れていませんか? 「………私はここ」 背後の声に驚いて思わず飛びのいた。近づくなら気配を出して近づいてくれ。寿命が5分は縮んだぞ。 「大したことじゃない」 そういう事言うな。俺には重要な五分だったんだぞ? 「……そう」 分かっていたがその反応は少し寂しくなるな。長寿自慢をされた気持ちでなんだか自分がいたたまれない。 「じゃあ、行くわよ?キョン君は目を閉じてね」 何度目になるだろうか。耳元に朝比奈さんの声を近く感じる。その吐息で心臓が飛び出しそうになるのを押さえ、何度目かの酔うような感覚で俺は未来へ向かった。 ただいつもと違ったのは、右手に長門の左手が握られていたことだった。 今日も酔ったなぁ。 ただ日頃居酒屋に通ってほろ酔いでフラフラ歩いて家路について子供にセクハラ発言して妻にこっぴどく怒られてそのままソファで眠る中年のおっさん。 なんていいもんじゃない。いや、そんな社会の荒波を生きているおっさんもいいもんじゃないが、こっちは重度の乗り物酔いに近いからな。 「ンく……キョン…」 誰だ。俺を呼ぶのは…って、この舌足らずな声は朝比奈さん……だよな? まだグラグラ揺れている頭をゆっくり起こして瞼をゆっくり開ける。 「あ、キョン君。大丈夫?」 目の前に朝比奈さん(大)が……なんか配置がおかしい気がするぞ。なんで真上に朝比奈さん(大)の顔があるんだろうか? 「足が痺れちゃった…」 少し舌を出して笑っているが、足が痺れたとな?つーことはだ。朝比奈さんは足を痺れる体勢+俺の目の前に朝比奈さん(大)の顔=…… 「うわぁ!す、すいません!」 理解が遅すぎたが、間違いなく膝枕と言う夢のようなシチュを俺は眠りながら味わっていた。なんで体を起こしてしまったんだ。勿体無さ過ぎるぞ俺。 大丈夫よ。私が勝手にやったことだから」 そんな胸キュンな笑顔を見せないでください。またそのスベスベの太腿にルパンのようなダイブですがりつきたくなるじゃないですか。 「んー……あと10分でみんなが来る時間ね。その前に行かないと…」 まだ立ち上がれない俺を横目に、朝比奈さん(大)は立ち上がり、時計を気にしている。 あれ?そういや長門の姿を見ていないんですけど? 「長門さんなら大丈夫。先に用事をお願いしているから」 そうか。心配することはないってことか。そもそもこういう時に長門を心配するほど俺に余裕はあったか? 答えはNO。こんな時は俺は非常に頭を使わなきゃいけないってことだ。なら、仕方なくも一大事なら頭を使うとするか。 それで、俺は一体何をすれば良いんですか? 「キョン君には……そうね。詳しいことはこの時間にいるキョン君に聞けばいいわ。簡単に言えば、涼宮さんを退屈させないようにしつつ、ジョン・スミスがあなたと別人であると示すことなの」 それはちょっと俺に不都合だな。 これでも長門の親玉の情報なんちゃら体やら古泉の所属する組織やらを恐怖のどん底に叩きつけられる必殺の合言葉が『ジョン・スミス』だ。 それを自分の手でわざわざ封印する気には正直朝比奈さん(大)の潤んだ瞳で頼まれてもウンウンと頷けるもんじゃあない。 だってそうだろ?この俺の手で世界が変わるかもしれない。この俺の一言で長門が助かるかもしれない。 そう考えたら封印するのは勿体無さ過ぎる。 「それは、規定事項ですか?」 聞いてみると、俺の予想通りに朝比奈さん(大)は首を横に振った。 「規定事項なら頼む必要なんて無いわ。そうじゃないからお願いしているのよ。以前長門さんと一緒に未来の足掛かりを作ってくれたでしょ?」 ええ。やりましたね。人の足をイタズラで怪我させたり、亀を川に放したり、変なものを匿名で送ったり。 「それと同じこと。あなたにやって初めて成立するの」 なるほど。じゃあ最後に二つ質問です。これが初めての試みなんですか?そしてこれは未来に関わる重大な事なんですか? この質問は少し答えにくかったのか、妙に悩んでいるようだ。 前者の答えは分かっている。『いいえ、何度も行っているわ』じゃなきゃおかしいんだ。そうだろう?朝比奈さん(大)は、その時間の俺と協力してくれとかその時間の俺に聞いてくれとか言っているんだ。 これから会う未来の俺が知らないほうがおかしいだろう? だが後者は答える事が憚られるはずだ。いくら信用のおける人間相手でも、未来が狂うような重大なことだと明かせられる訳が無い。何も知らずに行動してほしいはずだからな。 「一つ目の質問の答えは、いいえよ」 当然だな。 「でも二つ目の答えられません」 やっぱり禁則事項に引っかかるんですね。 「ええ……」 申し訳なさそうな顔をさせてしまった。ううん…まさかそんな顔をさせてしまうとは思わなんだ…… 「そんな顔をしないでください。分かっていて聞いたようなものですから」 そうは言ったが半分嘘。答えてもらえるだろうか、と思っていたのも事実だからな。 「あっ!いけない……ごめんねキョン君。そろそろ私は戻らなきゃいけないの」 どうやら時間をおしてしまったようだ。申し訳ないです朝比奈さん(大)。 「じゃあ行くわね。この一件が終わった頃に迎えに来るから」 ニッコリと花も恥らうどころか鼻血のオンパレードが起こりそうな見たものの胸を貫く笑顔を残して朝比奈さん(大)が遠ざかって行く。 「あ、朝比奈さん!」 なんで呼び止めるんだ俺!後で会うのに止める必要はないだろう!でも朝比奈さん(大)は分かっていたようにピタリと足を止めてこちらに振り向いた。 何を言えって言うんだ。言うこと無いぞ。そろそろ(大)って付けるのが面倒になってきましたよ、と言うのはさすがにまずいからな… 「今、本当に何歳なんですか」 はい以前聞きましたよ。同じ事聞いてバカだろうって思ったんなら否定はしないが衝動に駆られて止めたんだから言っておく必要があるだろう。 センスの欠片も無いのはほっといてくれ。 当の朝比奈さん(大)は小さく「もぉ…」と色っぽく呟いて、初めて会ったあの時と同じように、誰もが故意に落ちそうな笑顔で決めてくれた。 「禁則事項です♪」 さぁどうしたものか。とりあえず説明していなかったこの俺のいる場所のことでも考え直しておこうか。テッキリ忘れていたんだよ。段取り悪いとは言わせないからな。 ここは日曜日に来る予定のいつもの駅から電車で少し行ったところにある廃墟が乱立した廃墟群だ。サビ臭く周囲の建物はボロボロ。おまけに草はボーボーでいかにもって場所だ。 ここで多分、と言うか間違いなくあの新聞に載っていた写真が取られたのだろう。目の前の廃墟と記憶にある新聞の記事の写真を合わせる。 「で……俺はどうすればいいんだ?」 なんのこっちゃと適当に散策をして辿り着いただけと言う明らかに行動と結果。 『このポイントに向かえー』とか『この地点で合流だー』とか言うことを全くなーんにも聞かされていない。メーデー!メーデー!も役に立たん。 こういう時は重要なことを思い出していくのがいいな。 えー、まず俺はこの時間の俺と会わなきゃならないんだな。長門風に言えば接触しなきゃいけないわけだ。 「………あ、長門」 思いのほか先のことを見つけた。ここにいる、いや、一緒に来た長門から何か聞けば良いじゃないか。たしか朝比奈さん(大)に用事を頼まれているんだったな。 意外と散策は効果があったかもしれない。行った場所と行っていない場所があるというのは結構良いことなんだな。行っていないところに行けば長門がいる。 と考えるは易きことで、かなり入り組んだこの廃墟群を虱潰しに歩いていたら日が暮れちまう。 時計を確認しておこう。現在9時42分か。いつものように集合したなら10時頃にはここに着くだろう。 待て。待てよ?そう考えると先に長門に会うより、この時間の俺に会う確率のほうが高いな…… 時間は刻一刻と過ぎているんだ。もうやってやれないことはない。当たって砕けろ精神だな。 くだらない葛藤をした挙句、俺の取る行動は結局散策になってしまう始末だった。 ああ、そうだ。ここで折角だから時間と空間の理念を語ってみよう。 まず知ってるだろうが未来は不確定でいくつも枝分かれをしている。それはどれも最初は微かな違いだが、選択肢が増えるにつれて未来の数も増える。 そしてそれは何処で終わる未来かも分からない。一人一人死ぬ時が違うから未来で死を迎える時も選択肢によっては長生きするかもしれないし短命かもしれない。 そして未来は世界を見てカウントするよりも一人称でカウントする方が楽だ。無量大数を数えるか那由他を数えるかの違いだろうがな。 で、ここで考えなければいけないのはその未来は無数にあるが、その未来へ向かう過去も無数にあると言うこと。 そうすれば未来の俺が過去の俺(今の俺)のすることを知っていておかしくない。過去に行って俺が同じ事をしているのが見れるのも当然。 説明したが詳しく知りたかったら量子学を学ぶかノエインを見ろ。 と、これを説明したのはひとつの好奇心が原因だ。 俺がこの時間の俺とは違うことをしたら、この時間の俺と過去から来たこの俺の未来は重なるんだろうか。という疑問。 もし俺がこの流れの中で流れに無い動きを最初にしたとしたら…もし俺にも未来を改変することが出来るのならば…… そんな無粋なことを考えてしまったわけだ。もしかしたら心のどこかでハルヒの力が羨ましいのかもしれないな。 このときは本当にそんなことになるようなならないような事件に発展するとは毛ほども思っていなかった。 「随分歩いたな……」 歩き続けてすでに5分ほど経過しただろうか。廃墟だから下が瓦礫で歩きにくいったらありゃしない。アップダウンの繰り返しで相当足腰にきてるぞ… 何処に行けば人に会えるんだろうか。 とりあえず外の近い瓦礫だらけの廊下をボテボテと歩いていた。 「さあ着いたわよー!」 む?なんだか聞き覚えのあるハイテンションな声が右の壁一枚通して聞こえて来るんだが? 「あ、あの……本当に行くんですかぁ?」 今度は掠れた舌足らずな声が聞こえる。うーん…幻聴だよな? 「あったり前でしょ!?あんな大々的に不思議が見つかったのよ?」 やっぱり聞き覚えがあるよなー。確かいつもスランプ起こす爆風スランプを追い抜くほど走る奴の声にそっくりだ、うん。 「それにしても中々雰囲気がありますね。まさしくと言うところでしょうか」 この声は……うーん、あ!そうだ、あのニヤケ顔のハンサム野郎に似た声なんだ。 「………」 そしてこの流れから行くと不要な会話は決してしない宇宙人もいるんだろうなーあっはっはっは…… 「んな事いいからさっさと行くぞハルヒ」 お、俺の声だ。……って しまったぁぁぁあああああ!もうそんな時間なのかぁぁぁああああ! 『んー……あと10分でみんなが来る時間ね。その前に行かないと…』とかなんとか朝比奈さん(大)が言っていたな。時計は丁度10時。俺の読みは合っていたってことか。 だがこの状況を打破するのは厳しいぞ。奴らが一歩前に進むだけで俺のいる場所を隔てる壁を越えてきてしまうんだからな。 どうする!どうするよ俺!ここで欲しいライフカードの選択肢。周りは横伸びの廊下。出口は窓を除いて一つだけ。つまりハルヒ達が入ってくるスペースのみだ。 「さあ出発よ!」 駄目だ!ここで会うわけには行かないんだ!というか会ったら不思議探し以前にハルヒに見つかるのがやばい!というかスラリと伸びた白いハルヒの足が壁のこっち側に見えてるー! 終わった……あえなくゲームオーバー。リトライかコンティニューをお願いします。百円持ってきてるから。 「あ、ハ、ハルヒ!先に向こうに行かないか?こっちは写真の写っていた場所と違うからさ」 お、俺(未来)? 「どうして知ってんのよそんなこと」 「あー、いや、先に下見に来てたんだ!だからあの写真の場所が分かるしさ」 「へー……」 頑張れ俺(未来)!俺の為に頑張ってくれ!これで百円消費する必要がなくなるんだ!そんな問題じゃないわけだがとりあえず頑張ってくれ! 「だ、だから俺に付いてきてくれ。な?」 「…まあそういうなら……」 白い足が壁の向こうに戻っていったぞ。でかした俺(未来)。首の皮一枚でなんとか繋がったぜ。 ハルヒの声が遠くなっていく。ちらほらとみんなの顔が窓から見えるがこっちは見ていないようだ。って長門(未来)よ。あからさまにこっちを見るな。 「………っはぁ~~」 どうやら息継ぎを忘れて不安になっていたようだ。大きく息を吸い込んで大きなため息を吐き出す。一瞬死んだと思った。というか長門に情報結合を解除されるかと… 「………呼んだ?」 いやそんなことないぞ断じてお前に恐怖してはいないって長門!俺のことを消しに来たのか… 「…言っている意味がよく分からない」 …そうだよな。俺の思想でのことだからな。いや、気にするな。それで?どうしたんだ?と言うかお前はどっちの長門だ? 「私は一緒に来た方。あなたを案内しに来た」 案内? 「……そう」 どこに連れて行く気だ? 「あなたが行かなければ行けない所」 いや、だからそれを聞いたつもりなんだが…まあいい。とりあえずちゃっちゃと終わらせたいから案内してくれ。 「……そう」 長門は小さく頷いて廊下を俺が来た方へ進んでいく。そっちは行ったんだが、と言いかけたが何かが起きるには時間が違ったんだろう。何も言わずに着いていくか。 「……ここ」 着いた先は細いビルとビルの隙間。いや、路地裏の道と言えば良いのだろうか。とにかく暗く細い道だった。 「それで、ここでどうすればいいんだ?」 一体何をすれば良いか聞かされてもいないのに何か出来るわけないだろう。 「……今は説明できない。会ったらさっきの廊下まで逃げて」 …会うって、誰にだ?ハルヒとかそういうこの時間にいる奴らとか? 「……きた。頑張って。信じてる」 そう言い残して長門はこの道から抜け出して来た道と逆の方へ姿を消していった。 「なんなんだ…行ってる意味が全く分からんぞ」 一体どうしろと……とりあえず頭を掻いて何かが起きるのを待っておこう。 ギチギチギチギチ…… 何の音だ。来た道を見つめていたが後ろから嫌な音が聞こえてきた。ここは振り向いた方がいいのか? キュオォォォォ…… えーっと?なんの動物だ?鳴き声が聞こえて来るんだが?それよりも今のは鳴き声と言うのか? 何が俺の頭の中で勝ったか。好奇心だ。ゆっくりと後ろを振り向いて俺の思考はピタリと止まり、再起動した。 待て、待てよ?この動物は何処かで見たような…あ、そうだCMでこんなのを見たな。何だったかな。えーー…… キュオォオオオオ! そうだ!『グレムル』のCMだ!ってそんな場合じゃねえええ!! 「うわあああああああああああ!!!」 ひたすら猛スピードで路地を走り抜ける。ビルとビルの間を渡るとか卑怯だろ!なんで俺がこんな目に…恨む。恨むぞ長門!カマドウマの方がまだましだったぞ! ギチギチギチギチ…… 一体この蟲の羽音みたいな音は何なんだ!飛ぶのか!?こいつ空飛ぶのか!? だがそんなことを気にして逃げていられる場合じゃない!なんとか路地を抜け出したが右と左どちらに行こうか迷った。 『会ったらさっきの廊下まで逃げて』 長門の言葉を思い出して右へ曲がった。さっき通った廊下。この時間のみんなと会うかもと言う危険を感じたが、これはそれ以上だ。 どこまで走ればいい。どこでこの後ろの奴はいなくなってくれるんだ。ここで死ぬことはないと分かる。この時間の俺がいるんだからそれは間違いない。 「ちくしょおおおおおおお!」 必死で走ったが後ろから聞こえる羽音のような音は近づいてきている始末。まさかこの事態は禁則事項だったのか?やっちゃいけないのか?死んじまうじゃねえか! 「おおおおおっ……ぐえっ!」 突然横に引かれ廊下から引きずり出され壁際に押し付けられた。あのグレムルは俺を見失ったみたいで窓から見える姿は長い首を周囲に伸ばしながら俺を探している。 何がともあれ助かった…くらくらして視点の合っていない目に力を入れてそいつを見る。 「危なかったな。俺もかなり焦ったが同じぐらいのタイミングで助かったんだ。文句はなしにしてくれ」 どう見てもドッペルゲンガーにしか見えないんだが。違うのは私服な事だけで他は何も変わらない。瓜二つですらなく同一人物なわけだ。 いくら俺が未来を改変しに行って死にそうになった時とその二度目の改変をしに行って死にそうな俺を見た時があったがやっぱり慣れない。 「……俺?」 目の前の俺は苦笑を浮かべてこう言った。 「よう。二日前の俺」 次回予告! グレムル(らしきもの)をどうにかしたい俺(過去) やらなきゃいけないことを説明する俺(未来) 俺たち二人に指示を出す長門(未来)と長門(過去) 一体どうやって事を終えなければいけないのか! つーか(未来)とか(過去)めんどくせー! 二章
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「キョン!お手!」 「わんっ」 何で俺が、こんなことをしているのかと、 「そのままおかわり!」 「くーん?」 思われそうなのでキッパリ言っておく。 これは断じて俺ではない。ハルヒが勝手に考え付いたことである。 「やっぱりバカキョンはバカキョンね! お手のおかわりも出来ないのに世界制覇なんて出来ないわよ!」 ハルヒ、それは何の世界制覇なんだ?ブリーダーコンテストとか言うやつか? 俺はよくわからんぞ、ああいうの。 「お手っ!おかわり!」 「わんっ?」 「あー、もう!ダメダメ!」 ダメって言われてもなあ・・・困ったもんだ。 とりあえず、読者の皆さんに何故今このような状況なのか説明したいと思う。 それは昨日の部活のときのことだ。 放課後、部室に行くと珍しくハルヒが長テーブル席に座っているではないか。 そしてうーん、とか んー?とか唸っている。 「キョ、キョン!来てたの?どどど、どうしたの?」 おまえこそどうした。こんなところでんーんー唸って。 「あ、ああー。聞いてくれる?私ペットをね、飼い始めたんだけど・・・」 猫か?シャミセンの相手にいいんじゃないか? 「猫じゃないの。犬よ、犬! 阪中さん、いたでしょ?あの子の犬見てて、私も飼いたいな・・・って思ったのよ。」 で、飼い始めたのか。 「そう。阪中さんちみたいな、高級犬じゃないけどね。」 名前、なんて言うんだ?やっぱ主人に似て獰猛なのか? 「な、名前?まだ決めてないわよ!それに獰猛じゃないと思うわ!まだちっちゃいし・・・ だ、団員の誰かにね、名前は決めてもらおうかと思ってたけど、面倒だからあんたで良いわ!」 そんなんでいいのか?俺ネーミングセンスないぞ? 「いいわ、あんたが決めて。」 ポチとkゴフッ 俺の腹に強烈なパンチがお見舞いされた。あっぶねえ、あやうく昼飯リバースするところだった。 「このバカキョン!そんなありきたりなのダメよ!ダメダメ!!」 じゃあ・・・ハチkアベシッ 「だーかーっらーっ!!それもありきたりよ!!」 なら、その犬を実際に見て決めたい、うちに連れて来てくれないか? 「は?そんな面倒なことする暇があったら散歩とかしつけしてるわ!」 じゃあ決めてやらん。 「え、ええっ、あ、あんたが決めないと死刑よ!死刑!」 死刑は嫌だが顔も見ずに名前をつけるのはもっとどうかと思うぞ? ちゃんと考えてやるから、な?いいだろ。 「わ、わかったわよ!そこまで言うなら行くわよ!もう!」 さて、どんな名前にしてやろうかね。あいつのことだ、変な眉毛犬だったりしそうだな。 そうだったら、芋眉毛とか・・・いかん、あれ思い出してしまった。 「じゃあ、あとであんたんち行くからちゃんと居なさいよ?」 へーへー、わかってますよ。特に用事もないから今日はずっと家に居るつもりだ。 どんな犬を連れてくるのかね、楽しみだ。 「キョンくんおかえりー!」 むおっ。妹よ、いくら家の中だからってへそ出しながら歩くんじゃありません。 「あっ、みちゃだめっ。てへっ♪」 わざとか、わざとなんだな・・・ 「っと、妹よ。今日はハルヒが来るからシャミセンと自分の部屋で遊んでなさい。」 「えー。わたしもはるにゃんと遊びたいよーっ!だめー?」 俺の腕に捕まってばたばたするんじゃない、痛いから、いたっ、いたいって。 「今日はちょっと決めなきゃいけないことがあるらしいからダメだ。」 「でもでもでもー。」 一応こうでもしてシャミセンを避難させておかないともし獰猛だったときに困るからな。 ピーンポーン。 む、もう来たのか。早いな。ほら、シャミセンと行った行った。 「むーっ。」 「ちょっと、キョン?早くあけなさい!」 「わんっ、わんっ」 はいよ、今開けるから待ってくれ。 「こら、ほえないの!」 ほお、柴犬か。日本系の犬も可愛いもんだな。 「でしょ?で、どうすんの?名前。」 いけない、考えなくては。どうする・・・? 「んー、とりあえず俺の部屋に行こう」 「もしかしてあんた、浮かばないとか?」 げっ、やっぱり鋭い・・・何か話題を振ってごまかそう。 「とっ、ところで何でそいつにしたんだ?」 するとハルヒは少しうつむき、 「あ、あんたにちょっと似てるかなー、何て思ったのよ。ちょっとよちょっと。」 へ?俺に似てる? 「ほら、このやる気のない目とか・・・ってあんたは私になな、何を言わせてるの!」 なんでこいつは耳が赤くなってるんだ?風邪でも引いたんだろうか・・・ 「お前、風邪引いてるのか?耳、赤いぞ」 「かか風なんてひひ、引いてないわよ!!耳が赤いのも気のせい!!あっ!そうだ!」 ん?どうした。 「キョン、悪いけど今、名前決めたわ!」 おおい、それじゃうちに来た意味がないじゃないか。まあいい、どんな名前だ? 「それでは発表します・・・!!」 なぜか思わずごくっとつばを飲んでしまった。しかしこのことを後悔すべきだったな。 なぜならハルヒは呆れるような名前をつけやがった。その犬の名前は、 「キョン2号です!!」 ここ、笑うところ? 「・・・・・・・・・」 「な、なによ!」 「それはマジで言ってるのか?」 「マジよ、大マジ!すっごいマジ!!」 何で俺のあだ名なんだ、しかも2号って・・・ 「あんたに似てるし、1号はあんただからよ」 「・・・そんなんでいいのか?」 「いいのっ、私がつけたんだから文句言わないでよね!」 と、ここで回想は終わりである。 「やっぱあんたにクリソツよね!おかわりも出来ないなんて!」 クリソツってあんたはいつの人間だ。それに俺は犬じゃないからお手すらしないぞ。 まあ、朝比奈さんに言われたらしちゃうかもしれないが・・・ 「今度の市内パトロールまでに芸を仕込まなきゃね!」 またパトロールするのか。ちょっと久しぶりだな。 「そ。そこで他の団員にお披露目するのよ! このバカキョンをあんたより忠実ないい子にしつけてやるんだから!」 なんだそりゃ、それじゃ俺がまるで犬よりしつけが悪いようじゃないか。 「似たようなもんよ。」 そりゃひどいぜ、まったく・・・ 「でも・・・そんなところが好きかな。あ、い、いまのあんたに言ったわけじゃないから!」 ぼそぼそ言われたので余り分からなかったが、今なんて・・・ 「気にしちゃダメよ!気にしたら死刑と罰金だから!」 やれやれ・・・死刑も罰金も嫌だぜ。俺も財布もまだ生きていたいからな。 ま、そんな団長さんが大好きだぜ、俺も。